バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : 柔術・武術・格闘技

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ホワイトベルトクラスは柔術というか武術格闘技においても活殺自在の特筆すべきテクニック、リアネイキッドチョーク(RNC)を、オールベルトはキャンピングポジション、ショルダードライブパスをナビゲート。

スパー50分。私は受け中心で。



RNCは頸動脈を圧迫し、血流は数%妨げることで気絶させるテクニック。タイトに首に巻きつけるのがコツ。呼吸を使うと顎を引いていても問題なく絞めが極まる。



テイクダウンなどでパートナーが手をマットについた時がチャンス。

そんな流れをパートナーと練習した^ ^

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伊藤先生と練習。

私の今後の大きなテーマ「間」と「間合い」を中心に指導を受ける。



さて、大東流合気武術の達人佐川師範にはこんな口伝もある。

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「必ず勝つ」立ち位置は「定規で計るように決まっている」。



接触してしまえばバックポジションが一番安全と考える。接触するまでどうするか。

伊藤先生が教えてくれたのは位置というより、「サッとある動き」でパートナーに的を絞らせない技法。誰でも人の視線を認識している。会話中にどこを見ているか、ピントが合っているかわかるはず。その誘導。



空手宇城師範には手の届く至近距離で突きが届かなかった。他の方も同じ。横で見ているとふざけてるとして思えない。一瞬「催眠術」を疑うが、「そんな暇あるか」と一蹴。師範は「気」の操作とのこと。



伊藤先生の指導から、人はどう見ているか深い造詣を感じる。人間の機能は凄いよね。さらに研究、練習して使いこなせるようにする。



競技の柔術に打撃は一切ないけど、ルーツの武術側面も個人的に掘り下げていきたい。これがスピードやフットワークに依存するものなら加令に抗えない。現に剣道では八段の高齢者が若者の早技を制している。そのルートがあるってことだ^ ^


PS.めっちゃ寒かった。

パートナーの力の影響を減らすには

1、外す
2、不安定にさせる
3、錯覚に陥れる



1、角度を外せば、いわゆるスカを喰らわせば影響を受けない。

2、人は不安定な姿勢では力を込められない。

3、人には無意識と意識領域がある。無意識は繊細、意識は雑な部分があり、ギャップが生じた時に身体を上手くコントロールできなくなる。

武術格闘技的に必要な姿勢とは。

対象に倒れ込んだり、ぶら下がったりしないこと。

なぜなら、人は重力にバランスを取って姿勢を維持しているので、重力系の力、ようするに体重の作用に敏感であり、抵抗を生みやすくなる。

これらは理論上のことであるが達人たちは巧みにコントロールできていると思う。

私のような凡人は体重をかける方法、体重をかけない方法の折り合いをつけながら移行していきたいと考えている。

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術理の世界へ。

数ヶ月ぶりに伊藤先生と練習。先生の視点は常に斬新。今宵は抜刀における力の作用について。すぐに理解できることは、これまでもないが、影響は身体に刻まれる。そして掘り下げていく^ ^



大東流合気武術の達人、武田惣角や佐川幸義は剣の達人でもあった。剣の操作から闘いに必須な「間」「間合い」や、相手の力を抜く妙技「合気」も身につけたのではないかと考えている。

伊藤先生には独特な小手の操作を指導していただいた。前腕にこれまでにない感覚がある。それをガイドに練習をしていく。

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ホワイトベルトクラスはクローズドガード→腕十字を、オールベルトはキャンピングポジション→クロスニーをナビゲート。

スパー40分。私は軽めで^ ^



近頃はニーカット、ニースライスなどと呼ばれるが私にはクロスニーがしっくりくる。

膝は骨盤におよそ45度くらいの角度と取る。この位置には様々な見解があるが、色々と試行錯誤した上で現在の位置となる。脇を差されにくいし、ウェートもしっかりかけられる。

このポジションに来たら、背中で壁を作り、パートナーのお腹に胸を合わせていく。いわゆるボデイロックに近い。

そこから目指す脇差しに移行していく。

パスガードはパートナーの足首、膝、骨盤、腹、脇、首の順に攻めることになる。



SNSで発信もしているが、技術、術理について掘り下げた内容はブログに記していこうと思っている。

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火曜日はノーギサブミッショングラップリング。私はオブザーバー出席(笑)。

腕固め、スタンド四つ組をパートナーたちと練習。

スタンドオンリースパーではタックル入りまくった。フットロックの角度に気づいて破壊力アップ。

ギもノーギも柔術。まる^ ^



フットロックのクラッチは同じ。外の足をパートナー膝裏に引っかけ内に絞る。壁を作ったら脇で外下に絞りへし折る(苦笑)。

関節技はへし折る破壊力がなければ実際には使えない(根性のある相手はタップしない)。もちろんスパーなどではケガをさせないけどクオリティーはしっかり高めておこう^ ^

【力の無効化】

1、スカす
2、角度を変える
3、バランスを狂わせる
4、錯覚に陥れる



3、4はもっぱらインナーの操作。いまのところの理解。



昨夜、メンバーたちの筋リリースで自身の緊張に鈍い方が多いことに気づいた。緊張があると加わる力にも感度が鈍る。

柔術で力むなと言われる所以。

「体重」「重さ」を使うとは対象者や物に「寄りかかる」か「ぶら下がる」こと。

武術で正しい姿勢は寄りかかりや、ぶら下がりを戒めたものと考える。

宇城師範は腰が曲がっていても技は使えると紹介していた。



日常動作で腕や脚を振り下ろすのは「体重」「重さ」に依存している。

もちろん日常では運動効率の良さから必然の動作。

でも、この使用では相手の抵抗を引き起こす。

ここに型や套路の意味があると考える。



体重依存からの脱却は対象に接触してからの話。

接触するまでは、

「1、目。2、脚。3、技」と古くからの伝えにあるように「目」「見切り」が大切となる。次に移動する「脚」。

使える武術家なら、まずは「見切り」があるはず。

ここも私の課題である。



現在、ネットなどで不思議系技術を見ることは多いが、見切りを目にすることは少ない。

見切りがなければ格闘技経験者や喧嘩慣れした素人に殴られてやられるだけだと思う。

当たらなければマイクタイソンのパンチだって平気だ(笑)

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