バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : 柔術・武術・格闘技

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「ルールは思いやり」



山城先生の天行健中国武術館セミナー最終日に参加してきました^ ^

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場所は極真空手石川先生の道場。

三日間行われた最終日のメニューは一部「基本・歩法・打撃」、二部「開門法・基本動作」。

目下「間」と「間合い」を研究中の私にタイムリーな内容。

接触前に勝負を決めたいのだ(笑)。

準備体操→脱力と進み。スワイショウ(でんでん太鼓のように腕を巻きつける運動)では腰のスライドと脚の使い方の癖を直していただいた。

これまでスワイショウのバックハンドを意識していたが、フォアハンドの使用法を打突につなげる。

対人練習ではラッキーなことに石川先生がパートナー。

聴勁は接触点からパートナーの気配や動きを読み取る。接触点を変化させず、誤情報を操ったりする。

パートナーの打ち込みを流し、その基点にこちらの軸を重ねる。

「間合い」はパートナーが打ちたくなる、けれど届かない、もしくは先に打てる位置。

普段の山城先生は禁じ手なしの練習なので、顔面や金的を狙えない絶妙な位置取りとなる。

ちなみに禁じ手なしのルールは「思いやり」だそうだ(笑)。

今回もめっちゃ楽しく勉強させていただきました。山城先生、石川先生はじめ、参加者のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました^ ^

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術理の道はどこまでも深い。一生退屈することはない。断言する^ ^

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今朝は米倉大貴特別クラス。Rガードエントリーからのフットロック、その変化などを指導していただきました。

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膝や骨盤のコントロール、ベアトラップ、さらに相手のエスケープに合わせたパスなど、めっちゃ勉強になりました。



11月末に計画していたセミナーが米倉さんの海外試合決定により延期。今日はなんと、その挨拶にわざわざいらしたので、急遽特別クラスをお願いしました。テクニックと共に漢気にも感心。大収穫の一日となりました。

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米倉大貴セミナーは年末12月22日にフットロックとパスガードの二部構成で開催します。詳細はまたご案内いたします。どうぞご期待ください。
https://shop.bjjlaboratory.com/items/91988491

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岩崎正寛名古屋セミナー「鉄壁のインサイドガード」はおかげさまで無事終了いたしました^ ^

発売中の教則Vの内容に添いつつ、バランスや細かいポイントなど実際に体感することでより理解が深まりました。

岩崎さんの技術へのこだわりは日本屈指。姿勢や陣地取りから自身にカスタマイズした柔術を見出す必要性を強調していました。

一部超マニアックな内容もありましたが、参加者のみなさんの技術習得の一助になれば幸いです。

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岩崎さん、参加者のみなさん、誠にありがとうございました^ ^


体験の方には柔術のベーシックをナビゲートしている。その中にはいわゆるセルフディフェンスも含まれる。柔術のしくみを伝えるのに最もわかりやすいからだ。グレイシーはさすがと舌を巻く。

ちなみに私の考えるセルフディフェンスは基本的に素手で対応しない。暴漢相手にバカ正直に素手でやる必要などない。武術格闘技経験者の陥りやすい罠。

まずは逃げる。間に合わなければ、服でも鞄でも靴でも傘でも看板でもなんでもいいから使え。口が酸っぱくなるほど繰り返している。すべてが間に合わない時、はじめて素手の対応となる。

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伊藤先生と練習。

接触(触覚)、非接触(視覚)の術理をいくつか。崩しの道筋は明確になっているのであとは張り倒すだけ。これも必ずできるようになる。実際に戦うには見切りも欠かせない。ここはまだ入り口。伸び代と呼ぼう(笑)。

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