バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : 柔術・武術・格闘技


「よく選手が試合前にちょうどいい張りがあるといいと言うが、これは張りがあることにより反発が良くなるからだ。
反対に筋肉が緩みすぎているとこの反発が起こらないので、バネがない状態になってしまい速く走れない。
マッサージを嫌がる選手がときどきいるが、このちょうどいい筋肉の張りがなくなってしまうことを恐れているからだ。また、張りがあり過ぎてもそれはそれで古びたゴムのようなものでうまく反発できないし怪我の恐れもある。
私にとってのピーキングの鍵となる部分は、筋肉の張力の調整だった。良い状態の筋肉は、張りがある硬いゴムのような状態だった」(by為末大)

武術や相撲などでは走ることを慎むような教えもある。なぜか、その理由を長く研究している。おそらくこれも一つの要因と考えられる。



歩行やランニング時は身体を浮かせた方が楽に進める。しかし、そのために地面を強くキックしていては脚を素早く動かせないし、筋肉疲労が蓄積する。反対に脱力すると早く動かせるが身体が沈んでいってしまう。
この矛盾について、筋肉の伸長反射の利用は地面を強くキックすることなく、バネのように効かせ、身体を浮かしながら素早く運べる。
これにある程度の筋肉の張りが必要となるのは納得。特にふくらはぎ。



武術では身体を沈めたいので、地面をキックしたり伸長反射による浮きを控えたいのではないだろうか。ただし、沈めたいからといって寄りかかったりぶら下がったりすると相手からの抵抗を引き起こしやすいので、ここはややこしいところだ(笑)。


言葉使いは間合いだ。敬語、丁寧語は間合いが遠い。くだけた言葉ほど近くなる。

私は誰と話すにしても敬語、丁寧語を基準にすべきと考える。あとは必要な距離感に応じて調整、ゆるめたり締めたり。

ラジオでタメ口ありか、なしかをやっていた。これも言葉使いがどうこうというよりも、どんな間合いでいたいかによるだろう。

IMG_2323

やってきたぜー、露橋!!!

閉館後、伊藤先生と練習。天心ー武尊戦もあらためていっしょに視聴。先生の見解を聞かせてもらった。その流れで軸の解説をいただいた。人間の視覚は目からのニ次元の情報を脳で三次元に処理している。いわゆる後の先につながる。深いよねー^ ^



「ゴロフキンの強さって、パンチ力があるとかパンチスピードがあるとか周りは言うじゃないですか。いや、そんなところじゃないよ、と。相手の得意なパンチをもらわないように距離や構えを変えたり、的確にガードの隙間を通してパンチを当てる技術であったり。ゴロフキンにしてもメイウェザーにしても実は大事なところが隠れてる」(by村田諒太)

FullSizeRender

明日はいよいよ、天心ー武尊の大一番。祭り前の高揚感。それは永遠に続いてほしい気もする。

FullSizeRender

私はすべてを懸けて挑む武尊にドラマを感じる。万象繰り合わせ対戦を実現させた武尊は倒すか倒されるかの勝負を仕掛けるだろう。

断然、武尊支持だ。

FullSizeRender

IMG_2205

立ち読みして気になり入手。

薬指第一関節で変わるとは。

IMG_2207

さっそく本題へ。

このように指をかけて引いてみる。すると薬指以外では肩が上がり僧帽筋などに力みがでやすい。

なぜか。

IMG_2206

薬指が前腕の回内外の中心だから。

薬指以外では前腕の回転が始まってしまう。回転につられ、上腕、肩に捻れができ三角筋、僧帽筋の力みとなる。

なるほど!これは知らなかった。

柔術ではグリップを多用するが、襟を使ったチョークではフロント、バックでグリップを変える。フロントからは小指を中心に、バックからは人差し指を中心にグリップする。これは絞めた時のスペースの関係でそうするが、言われてみれば薬指を中心とした内外旋も作用しているように思う。

また、先日拳法伊藤先生から手指の使い方の指導をいただいた。手指には握る、つまむ、はさむ、包むなど様々な動作ができる。人間が意志で最も繊細に操作できるのが手指。

IMG_2209

これは蘇┥柑嬌呂梁清坊本。

IMG_2208

指の操作で効果を使い分けるとする。

たしかに日常でよく使ってるわりには灯台下暗しで手指の操作まであまり意識することはなかった。これからはしっかり研究していく。

「日本人はフィジカルが弱いという表現をしているが、私は半分くらいはこの細かいことにこだわり過ぎる性質が影響していると思う。ざっくりと全体を捉えて思いっきり力を出す、という動きができない。細かいことにこだわり、ものごとを複雑にし過ぎてしまう」(by為末大)

チンパンジーの握力は300kg。筋肉の面積当たりの出力は動物も昆虫も同じという。人間とチンパンジーなら筋量に大差ないはず。人間で握力が100kgを超える存在は稀だ。

この差はリミッターの違いと専門家に教えてもらった。人間でもリミッターを外せば300kgもあり得るということ。

外国人と手合わせした方はわかると思うが、総じてどの国の方も力が強い。日本人が非力すぎるという見方もできるが、もしかしたら為末さんの指摘する「思いっきり力を出す」行為が苦手なだけなのかもしれない。


柔道家にしてプロレスラー、いわゆる実戦にも強いとされ、猪木アリ戦のレフリーをしたジン・ラーベル。スタントマンとしてブルースリーと絡んでいたとは。ブルースリーの関節技はラーベルから学んだかもね。

ジン・ラーベルとボクサーの試合。

このページのトップヘ