バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : ダイエット・美容・健康

武術として「争わない」のは単純に逃げることではないと思う。

過去、ある武術師範に全盛期のミルコやヒョードルと戦ってはどうですかと切り出しお叱りを受けた。

私は武術師範の技術は本物だと信じている。でも、ミルコやヒョードルとぶっ倒し合いをして欲しいわけではない。先(せん)を制し彼らの攻撃をストップさせれば武術師範の勝ちだ。武術師範にはそれができると考えた上での提案だった。

がっぷり四つのガチガチのぶつかり合いだけが格闘ではない、争いを回避するのも立派な格闘だと思っている。

システマ創始者ミカエル師範と接して確信に至った。

格闘技として争いを楽しみ、武術として争わないのも楽しむ。私の目指す柔術はここ。

人体の骨格構造のコントロールが柔術なのかなと思っていたが、人体には意識が伴う。

同じ人間でも無抵抗な時と逆上している時のコントロールは同じではない。

システマなど様々な学びから多くのヒントを得て術理をあれこれ試していて、ふと思った次第。

例えばこちらが感情的になって荒っぽく仕掛けたらパートナーも応じて荒っぽくなってくる。不快な情報を与え続けられて気分が良くなるはずもない(笑)。

裏を返すとラフな相手もソフトにできるかもね^ ^b

備忘録として。


おかげさまでNBJCはメンバーが育ってきた。強い柔術家の育つ環境になってきた。私がNBJC最強でなくてもよくなった。


熱田神宮を参拝。数々のご縁に感謝申し上げると共に、破壊を目的としないことをあらためて誓った。こみ上げてくるものがあった。



ランチは名古屋メシ「宮きしめん」めゃーうー♪。



それにしてもここのカラスは文字が読めるんだろうか(^^;。


PS.とはいいつつ一番強いのはやっぱり俺様なんだけどね(笑)。

この2、3日と錬空武館の高久先生の練習会に参加させていただきました。食事もご一緒させていただき、貴重なお話も伺えました。

高い技量にソフトなお人柄。憧れの先生が一人増えましたね^ ^。

私は柔術をそこそこやってきましたから相手との接触後のコントロールはわりと研究していると思います。これからは高久先生の気づいた打撃が当たるまでのコントロール、私にとっては接触するまでの、いわば空間のコントロールへ具体的に視野を広げていきたいと思っています。

きっかけを与えてくださった高久先生に感謝です。次の練習会もいまから楽しみです^ ^。

写真は先生のサイトから借用させていただきました(^人^)。


システマインターナルワーク。向きあって立ち、手を合わせた状態から動く。一方は目を閉じ、手が離れないように、圧を変えないようについていく。中国武術的には聴勁の感覚を養うトレーニング。姿勢を整えると誰でもちゃんとついていける。不思議なようだが、人間にはそんな機能もある。


主導側は相手の脚をモニターする。これが私は苦手。接触点はモニターできる。でも、それを相手の脚までは持っていけずにいた。I師匠との推手でもそうだ。


システマでは頭で考えないようにすると上手くいくとアドバイスしている。それでやってみる。たしかに考えないようにするとなんとなく脚までモニターできる。


この理由を考えていて(笑)、ふと思いついた。考えると意識が頭に集まり重心が浮きやすい(この理由は割愛)。相手をモニターするのは共感に似ている。意識が頭に集まっていては自己の脚への意識が薄まる。すると相手の脚への共感も薄れる。


I師匠との推手で脚までモニターできなかった理由はおそらくこれだ。思えば柔術のスパーリングでも同じで、接触点へ意識が集まりすぎていた。スパーリング中に全身を意識できるか。ヒクソンは試合やスパーリングでは考えないほど上手くいくと話していた。


考えないと全身を意識しやすい(この表現も微妙だな(笑))。だから相手の全身をモニターできる。相手を捉えられる。


備忘録として整理してみた。あくまで、いまの私の感覚に過ぎず、わかりにくい文章で失礼。


PS.この重心下げは脚に気を通す感覚に似ている。説明が長くなるのであらためて(笑)。



ロシア武術システマでは身体の内面を捉えたエクササイズをインターナルワークと呼んでいる。中国武術の聴勁や座禅の内観に共通していると思う。

柔術でも、時折目を閉じてスパーリングを行なっている。これは元々人間の持っている能力で、少し慣れれば誰でもできる。これを丁寧に掘り下げることで、インターナルワークや聴勁、内観にも通じていくのではなないだろうか。ヒクソン提唱のインビジブル柔術も重心のわずかな変化を捉えている。どうやらこの先に求めているものが見つかりそうだ。

インターナル柔術。ジェントルアーツとして大人の嗜み。名前があるとイメージしやすいしね(笑)。

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