バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : ビデオ・DVD・CD

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「できるだけ相手を傷つけずに」

まさか青木真也の口から・・・我が耳を疑わずにいられなかった(笑)



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カラーチョークの教則V。手首で絞める基本。バックからのチョークはヒクソンの方法に似ている。

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チョークの達人、師匠バルボーザのボトムは片襟ガード。ニアサイドのパスは前腕フレームでブロック。ファーサイドパスへのカウンターがまさに紹介している片十字締め。青木真也曰く「最強クラスの締め」。

エリオグレイシーの言う「正しい柔術は襟を持つ」とはこの事。キモノの攻防は片襟掴まれた時点で実は王手。

カラーチョークは強力な武器なのだ。
https://shop.bjjlaboratory.com/

ヒクソングレイシーの高弟ヘンリー・エイキンスが語る。ヒクソンの柔術。その奥義。体重配分について。

ヘンリーは2000年当時、25才の現役世界王者と30代後半ヒクソンのスパーリングを見た。ヒクソンはケガをして半年ほど練習から遠ざかっていたにもかかわらず、若い世界王者をタップさせた。

その秘密は体重配分。

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肺を圧迫するようにして呼吸を妨げたようだ。

余談だが、高校柔道の試合で130kgの巨漢と対戦。払い巻き込みからの袈裟固めで胸に大きな圧力がかかり、肺が膨らまず呼吸できなかった。はじめて(最初で最後だったが)の経験でびっくりタップしたことがある。

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スプリントを何本ができたとして、もし荷物を背負ってスプリントしたら同じようには走れない。

ヒクソンは相手に体重を運ばせていた。


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筋肉は酷使すると疲れる。呼吸も筋肉の動作なので疲労するとパフォーマンスが落ちる。

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ヒクソングレイシーの高弟で「HIDDEN JIU-JITSU」を主催するヘンリー・エイキンス。

9月に日本でセミナーを予定している。
https://www.kineticarts-ga.co.jp/blank-5/henry-akins-hidden-jiu-jitsu-2days-seminar-in-shibuya-japan

私は都合でいけないので教則Vをチェック。
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特徴の一つである「コネクション」。(ちょっと違うけど)発勁っぽい操作もしている。
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めっちゃ興味深い!!!

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伝説の真剣勝負アントニオ猪木VSモハメドアリ。

猪木がタックルすれば勝てたとの意見もあるがロープブレイクで極め切るのは難しい。一方、アリはクロスステップして寝た猪木にパウンドすれば一発で終わったような気もする。

猪木はアリキックよりもサイドキックがエグい。おもいっきり蹴ってる。アリは膝関節を痛め、選手生命を縮めたと思う。

それにしても世界的スーパースターアリが世界的には無名な東洋のレスラー相手になんで真剣勝負をやり続けたのだろう。途中でやめても誰もアリを咎めやしない。

空前絶後の一戦。なぜ猪木は真剣勝負を挑んだのか、またアリはそれを受け最後まで戦ったのか。二人にしかわらない領域。最大の謎。

PS.
レフリーはジンラーベル。柔道家にしてボクサーとの異種格闘技や、スタントマンとしてブルースリーとアクションしたキャリアの持ち主。絶妙な人選、レフリングだった。

このVはネットで2万円か。売らないよ(笑)。


柔道家にしてプロレスラー、いわゆる実戦にも強いとされ、猪木アリ戦のレフリーをしたジン・ラーベル。スタントマンとしてブルースリーと絡んでいたとは。ブルースリーの関節技はラーベルから学んだかもね。

ジン・ラーベルとボクサーの試合。



ライアンホールが絡んできた酔っ払いを制圧する動画。

タックル→マウントでコントロール。

自身が傷つかないのはもちろん、相手も無駄に痛めつけない柔術。

グレイシーがこの術理を引っ提げ登場した時は、ケンカに必勝法があったのかと私は目からウロコだった。

多くの人々に必要なセルフディフェンスはせいぜいこんなレベルだろう。ここでストライクし傷つけてしまえば、法的な問題も出てきそうなので、ここは傷つけずに制圧する柔術が最適と考える。

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