「慧眼にして、盲目」
天才にありがち。
「物理学300年の集大成が大量破壊兵器なのか」
間違いなく反戦映画。そして怖い映画。
時系列の複雑に絡み合うノーラン作品をリピート。
被爆国の日本人としては穏やかな気持ちではいられない重いテーマ。
人類は人類を滅亡させる武器を手に入れてしまった。
いかにコントロールするか。未来は人類の叡智にかかっている。
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観賞してなお、核武装した独裁国に囲まれた日本は当然、核武装すべきと考える。ウクライナの現状が証している。
互いに切れる刀を持ちながら、斬り合わず鞘に納める武士の「相抜け」。抜くことはないが刃は研いでおくべきだろう。
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本作は顔どアップの会話が多い。大画面IMAXだと表情の微妙な変化を見られる。役者の演技力は凄いね。