バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : 書籍



大東流合気柔術六方会の達人、故岡本正剛師範の古参弟子による解説本。合気の科学的検証もさることながら、岡本師範の人となりを感じさせる一冊。

岡本師範は私が最も尊敬する武術家の一人で、一度だけ指導を受ける機会に恵まれました。厚顔無恥な私はいつも通り、ズケズケと直線的な質問をしていました^^;。中でも強烈だったのが、

「多人数掛けは打ち合わせをするんですか?」

これ、一歩間違えると八百長を疑ってると受け取れなくもない、いま考えても不躾で赤面ものの質問です。気分を害しても不思議ではない状況なのに岡本師範は激怒するどころか、柔らかな物腰のまま、こう答えられたのです。

「あー、最初は打ち合わせするんですがね〜、私、頭が悪くて順番が憶えられないんですよ(笑)」

相手の意見に添いつつも、遜りながらユーモアを交え、やんわりと主張する達人。私が一遍に大ファンになったのは言うまでもありません。お昼休憩のおよそ一時間程、二人っきりでお話を伺うことができました。貴重な体験をさせていただいた岡本先生、そして六方会のみなさんには大変感謝しています。

「大東流の足運びに「お能」が役立ちますね。でも、私は「能」をやってません。能なしなんでね(笑)」






CARPE DIEM石川さんがサイトで紹介していたので、読んでみたらおもしろかった。要するにスパッといけということだ。なにかに踏ん切りがつかずモヤモヤしてる方にはオススメだ。5分くらいで読めるしね(笑)。



日本ブラジリアン柔術連盟の機関紙。回を追うごとにグレードアップ、読み応え十分な内容。

本号は表紙背表紙にチームのロゴをデザイン。日本B柔術黎明期から活動するNBJCのロゴは残念ながらなし。これは私の努力不足。メンバーにはお詫び申し上げる次第^^;。



「自分としては、毎日ずっと何十年もやり続けてきた延長線上にあることだから、周りが驚いても、それがすごいことかどうかあまり実感がないんです」
「プレーするためにはここできつい練習をしないといけないとわかっているからまったく苦じゃない」

かっちょええ^ ^。

「出場が10試合以下になったら、ゴールができなかったから、という理由では引退しないと思います。毎日の練習のレベルがちゃんと水準に達している実感があるし、手応えもあります。自分自身に情熱があって、練習でいいプレーができている限りは続けていたい。もし、横浜FCがいらないと言ったら、どこか別のチームを探しに行くと思う。いまはそういう気持ちです」

情熱があって、身体をちゃんと手入れすれば誰にも可能性があるってことですね♪。

「大事なのは、50歳だからすごいとか、これまでの実績や、何試合出たということよりも、いま、毎日、何ができているのか、どういう生活をしているのか、あるいは、どういう気持ちでサッカーをやっているのか、情熱を持ってトレーニングができているのか、何をどう続けられているかです」

あらゆるステージに共通しているのではないでしょうか。


静岡の武術家望月師範に薦められて、早速取り寄せた。

霊術とは不可思議、霊妙な術の総称でそのトリックを紹介している。武術的にもヒントになるとのこと。

ほぼ宴会芸の域を出ないと思うが、古の武術家はプロモーションのため、人を驚かせる芸を披露していたと考えられる。いまも一部の師範達が使うのも納得なのだ。


私の興味を引いたのは紐を切る技術。弛みを取るのがそのコツで、投げに応用できると紹介。ゆるみは張った時点の衝撃で相手の反射、抵抗を起こすと解説。


以下は宴会芸だね(笑)。



 

暗殺を噂される某国プリンスのインタビュー。
貴重な資料に違いない。
でも、読んでいて複雑な気分になる。当人は文章化を希望しなかったからだ。著者はジャーナリストとしての姿勢を問われるだろう。もしかしたら今回の事案の一因になったかもしれない。
一方、プリンスは知性、教養、ユーモアのある人物で、時の権力者が怖れるのもわかるような気がする。それだけに残念だ。

本人ならず父親も世襲には反対。でも世襲でなければ国を治められず、もし国が滅びて難民を生み出しては周辺諸国の迷惑となるために苦渋の選択を強いられる現状を嘆いている。ベールに包まれた某国のお家事情に少し触れた気がした。

読みたいけど読みたくない。読みたくないけど読みたい。複雑な一冊。 

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