バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

カテゴリ : 書籍


「必要とあらばすぐに打てるよう常に心の準備をしておくべきだ。躊躇はない。必要なら打つとすでに決めているのだから。

「攻撃的になれ」「緊張していろ」という意味ではない。単に心の準備をしておくだけだ。

ある意味冷淡でなければならない。一筋縄では行きそうにない相手には「話し合いもできるが、打つべき理由があれば打つ」という覚悟を持つ。そうすると不思議なことに争いになりにくい。

体のぶつかり合いになったらそれで良い。受け入れることが安全への鍵となる。そして冷淡な態度を保ちながらも、あまり強く打ちすぎないように訓練するのが大切だ。相手をストップさせるために打つだけだ。それが相手を打つための最初の準備である。

相手を止める目的で打つ。不能にするまで打ってはならない。その気持ちは心に閉まっておく。 

口論の場でも同じだ。その最中でも戦う準備は常にしておく。

そういう状況が来たら受け入れるのだ。ぶつかり合いにならなければハッピーだ。

ファイトなどない方が良い。しかし心の準備はしておく。準備ができていればファイトを受け入れられる。受け入れることだ。

どんな時でも何があっても、いつでもファイトの準備ができているという自覚を持つことだ。ファイトになってもオーケーだ、と。 

心の準備ができていれば、色々なシナリオを基に芝居ができる。それ以上エスカレートしないように、おどけてみたり、怒りを表したり、謝ってみたり、何でもありだ。しかし内側ではファイトの準備をしておく。そういう決意を常に持っているべきだ。

決意できない人も中にはいる。武術の訓練を重ねているのだろうが、その決意がまだ固まっていないのだ。おそらくぶつかり合いの経験が乏しいのかもしれない。決意をすることに慎重になっている」(byロシア武術システマ、ウラジミール・ヴァシリエフ)

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http://diary.nbjc.jp/archives/2106344.html



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四回観た映画のノベライズ。心理描写のト書きは文章ならでは味わい。より映画を深く楽しめる^ ^♪

「これが、自分にできる精いっぱいのオトシマエだ。

──ひーさん、さすがじゃわ。

チンタの声が聞こえた気がして、その顔にうっすらと笑みが浮かんだ」

5回目行くか?!(笑)。

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Saturday night rock 'n' roll!!!

今宵はギを使ったフットロックをナビゲート。ディテールを説明しすぎてさわりに留まる。続きは来週やります^ ^

スパーは60分。私も軽めで2本だけ参加。こちらも来週くらいから徐々に増やしていこう。

さて、写真を撮り忘れたので、先日取り寄せたフェンシング教則本。生前のブルースリーはボクシングとフェンシングを研究していた。

その昔、ヨーロッパの騎士たちは決闘に剣を使用していたが、スピアーで突いた方が速いのでフェンシングが盛んになった。リーも直線的な突きが最も速いと考え、ボクシングやフェンシングにヒントを求めた




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「日本人(のほぼ全員)は「省略しても意味が通じるものは徹底的に省略する」という表現習慣にどっぷりとつかっています。この感覚のままで論証を行うと、たいていは論理性に乏しい論証になるので、この点には注意が必要です。
英語圏の人の発言を聞いて「この人はずいぶん論理的な話し方をするなあ、日本人とは大違いだ」と感心することはよくあるでしょう?
この印象は主に、省略するものの量から来てます。日本人が論理性に欠けているのではなく、省略するものが多すぎるのです」


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武術格闘技の教則Vを見ていて、海外作品に細部まで説明するものが多いと感じていたが、この差だったかと膝を打った次第。


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「柔術では、実際にはどのような規制もありません。一対一で神から与えられた身体そのままに(通常道着は着用しますが)終結が避けられないところまで試合を続けます。そして負けは絶対の負け。その上で打ち負かされた者は筋を痛めたり痣を負うことなく、すぐにも次の挑戦に臨める状態で立ち上がります。これが際立って優れた点なのです」(byスモール・タニ、三宅タロー著「The Game of Jujitsu」)




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「よく見かけるのは相手の襟や袖や手首を握り合って押したり引いたりする。私はそこで押したり引いたりしない。相手が押してきたら無理に押し返さずに次に行って、引いてきたら引っ張り返さずに身を護りながら次に移行する。これが柔術で一番大切なことだと思ってます」

「今のMMAと10年前では別物。でも極まる形は一緒なんです。それに昔と違っていまは柔術を誰でも知ってる。MMAに出ている選手で柔術を知らない選手はいない。その中で極めて勝つにはちゃんとしたコントロールとバリエーションがなければできない。相手がこうしてきたらこうする、またディフェンスしてきたら、こうする。トランジッションが大事なんだ」(byホベルト・サトシ・ソウザ)



「自分の得意なゲームになるために、苦手もしくは相手の得意と言われている打撃でも心のアドバンテージを取られなければいい。戦う中で「ここは怖いから避けなきゃ」という焦りの状態と「これが来るのはわかっているから」という平常心でいられるかの違いは本当に大きいんです」(by鈴木博昭)



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柔術テクニックも満載。

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「民主制度の国では、国民はその自由を守るために闘わなくてはならない。そうでなくては独立を保つことは諦めるしかない。アメリカに頼るのは核兵器の抑止だけで、それ以外の国防は、すべて自分たちでやるべきなのだ」


国防に関するルトワック教授の指摘はいつも正鵠を得ていると思う。


さて、以下は武術格闘技的に参考になる見解。

「パワフルな新兵器を作ると、しばらくは「向かうところ敵のない楽しい日々」がやってくる。しかし、それがパワフルであればあるほど、相手側も必死で対抗策を研究する。もちろん、対抗する新兵器をあっという間に作るということはできないので、まずは戦術レベルや作戦レベルでの対抗措置から始め、しばらくすると、技術レベルでの対抗措置を開発するようになる」

ブラジリアン柔術は着用のキモノを攻防に使用できる。その分、裸体の格闘技より選択肢が増える。日々新しい攻撃や防御法が研究、開発されている。

いわゆるモダンと呼ばれる技法が登場して10年を超える。すでにそれらも通常の技術として定着し、攻略法もある。

「導入→優位→対抗というプロセスを経て、新しい兵器は、効力の「限界点」を迎える。そこから先は下り坂であり、戦闘の結果を変える力を持たなくなるのだ」

新たな攻防を発信しているのはもっぱらブラジルやアメリカである。

「軍事技術において重要なのは、実は独創性ではない。新技術を開発し、実際に使用するまでに10年もかかるのでは意味がないからだ。なぜなら、その10年のうちに、テクノロジーは新しい段階に進んでしまっているのである。重要なのは、いま目の前にある技術を、戦略的に使うことだ。すでに存在する技術を画期的に使用することこそ、軍事テクノロジーの要諦といえる」

現在、世界のトップ戦線で戦える日本人は数少ない。「すでに存在する技術を画期的に使用する」このような工夫こそ、ブレイクスルーのヒントがあるかもしれない。

ラストエンペラー習近平 (文春新書)
エドワード・ルトワック
2021-07-19




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50才を過ぎても、より強く、速くなりたいアスリート向けの本。

いくつになっても強く、速くなるために必要なのは、高強度、高負荷の練習である。

トレーニング=ストレス+回復。

もちろん加令に伴い、回復は遅れるので、応じた栄養と休養を取ることになる。

中でも睡眠。目覚まし時計で起きているようでは十分な睡眠とならない。これは目からウロコ(笑)。

ロードバイクなど持久系アスリート向けに書かれたものだが参考になりました。

高強度、高負荷の練習はケガのリスクが高くなるので、この本は健康のためのトレーニングしている方を対象にしていない。

50を過ぎても速く!
ジョー・フリール




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