
YouTubeなどで有名な田村装備開発の愛知出張訓練に参加してきました^ ^
四時間みっちりの内容。はじめに立ち姿勢の作り方。呼吸操作などて上体を一体化。脚はそれに従う。「かめはめ波」も登場(笑)。息を吐く「かめはめ波」と吸う「かめはめ波」。吸う方はおそらく中国武術的「暗勁」?!。身体の中に波の干渉のような衝撃。上体の操作でこんな簡単に打てるとは目からウロコ♪
以下、備忘録として。
1、【護身術】
・前提として強力な武器を持つ方が強い。ナイフ<銃。
・「緊急避難」について
誰かが暴漢に襲われている。そこから逃げても「緊急避難」として罰せられない。襲われているのが身内であっても二人より一人の犠牲で済ませられるとの解釈もできる。ナイフはそれほど強力な武器。対応には覚悟を要する。
2、【対ナイフの練習】
ナイフを構えた受けに、歩いて近寄り、攻撃してくるのを捌く。近寄ることで先手を取り、受けを後手にさせる。
「構え合うと恐れが出て勝負は付かぬ。対すればスッと出て行く。敵は切りかかるかあるいは何らかの動作を起こさざるをえない。そこでそれに乗じて勝ちを得る」(by佐川幸義)
暴漢に近づいたらクリンチし、スペースをなくす。スペースをなくせばちくちく刺されても傷は1〜2cm程度。身体でも腕でもがっちりクリンチして離さない。もし、刺されてしまってもクリンチし続ける。
「出るだけでもよい。刀でも出れば致命傷にならない。まず出ることを学ぶ」同)
実はナイフファイティングを学びたかったのだが、これはこれでとても勉強になった。
最後に。
3、【安全管理と危機管理の違い】
安全管理とは定められたルールや取決めを守ること。危機管理とはルールや取決めのない、もしくは越えてくる状態への対応を指す。
あまりに安全管理を徹底しまうと、危機管理能力が退化する。教育においても子どもたち安全を強調すると危機管理能力を削いでしまう。
究極的に護身とは、危機管理能力が退化しないように日頃からの心がけ次第となる。
余談だが、日本国の安全管理は行き届いているかもしれないが、危機管理能力はどうだろう。
護身も狭義と広義を真剣に考える時代になった。

末筆ながら、講師の長田先生、そして参加者のみなさんに感謝いたします。ありがとうございました^ ^
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