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「(構えについて)人間が二本足で立つ以上崩れる方向、位置がある。どんなに力を入れて立っても必ず弱い角度がある。従って一番強い立ち方というのは自然体であって、どんな攻めにも応じて変化することでなければならない」

「特定の構えを必要とする者は、まだ未熟といえる」

「受けようと考えるのが間違いで、攻めに対しては付くことを考える。受けながら入って付き集力して攻める」

「相手の体にくっ付くこと。くっ付くと相手は不安定になる」

「手で受けたり払ったりするのではなく体全体で捌いていく、私も若い頃は受け方、払い方に苦心をしたが結局それは不要であった」

「結局、体を作ることがもっとも重要である。変更足の鍛錬が重要。また爪先で転身することが非常に重要なことである」(by 佐川幸義)