全身麻酔は意識のみならず、全身の各臓器、器官も寝て機能停止となる。術後はいかに早く目覚めるかが肝要だ。

今回の術後に医師からなるべく歩くように指示される。歩けば腸の目覚めが早まるからだ。たしかに点滴台を押しながらゆっくり歩く患者は多い。とりあえず院内を一周してみたが楽勝すぎてあとは寝て身体を休めた。

意識や食欲は早々に回復した。一方、消化器は目覚めきらなくて通じが戻ってこない。

やはり歩くべきだった。結局、退院が一日延びた。

巷間、歩きは脳を活性化し、ボケ防止に効果的とされるが消化も助けてたんだね。

人間は全身、全体で一つと再確認。あらためて、運動は健康のために必須と実感した次第。

備忘録として。