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カーフキックが注目された年末年始。

猪木ーアリ戦が再評価されるよね。

カーフキックの効果を考えるとアリはよく15ラウンドも戦ったと思う。

しかも、時のボクシング現役世界王者でスーパースターのアリが世界的には超マイナーな猪木とガチで戦う意味はどこにあったんだろう。

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PS.アリは当初、アジアでエキシビジョンをやるつもりで相手を探していた。そこに猪木が食いついた。対戦はエキシかプロレスの予定。土壇場で猪木が真剣勝負を要求し、なんとアリが応じた形。

当時、バリバリの猪木ファンだった私は猪木ががんじがらめのルールという認識だったが、いまとなってはアリがパンチしか使えない(ルール上、他の攻撃を認められてもプライドからボクシングしかしないはず)のに対して組みも打撃もできる猪木断然有利なルールと思う。

なぜ、アリは応じたのだろうか。

とにかく正真正銘のスーパースター、アリとの一戦を成立させたプロモーター猪木の力量と、不利なガチルールに応じた王者アリの気概に畏れ入る。


そして、このスケールを上回るイベントを手がける日本人は現れるのだろうか。