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「だけど、僕はPRIDEに出ることが新日本のためにならないと内心は思ってました。だってプロレスラーがリアルな実力測定の場に出てきたら身ぐるみ剥がされちゃうわけじゃないですか。藤田和之みたいに勝って実力を証明できればいいですけど、永田裕志やケンドー・カシンもそうだし、PRIDEには出なかったけど中西学もそう。その挑戦にロマンはすごくあったし、プロレスラーとしての色気も感じたんですけどね。でも、PRIDEで彼らが勝ったところで新日本には生かせないですよ。なぜならPRIDEと新日本ではやっていることが違いますからね。だから僕は自分でやらせておきながら、一方で「なんでPRIDEに出てくるのかな?」って不思議な気持ちも抱いてましたね」(by元DSE代表、榊原信行)

「物語を作っていきながら感情を移入するタイプだから。あくまで煽りVをつくるために何があったのか紐解いていく。自分の仕事としては、あくまでもこのカードをどう煽るかってことがいちばん大事で、そこに俺の強い思いはなかったですよね。
そこはファッションというか、チャラかったんですよ。チャラかったから、よかったのかなと。そこで本気で思い入れを持って・・・だと、客観性がなくなってしまうかもしれない。
そこは距離感ですよ。御大を例に取り上げるのはどうかと思うけど、なんちゃってエコロジーみたいな作品をつくってる頃の宮崎駿って最高じゃないですか。「風の谷のナウシカ」とか面白いし、ふわっと力抜いて「となりのトトロ」とかも。でも、ガチで自分のやりたいことをやる「風立ちぬ」は重い、重すぎる。庵野秀明が「エヴァンゲリヲンQ」で袋小路に入って、その直後の「シン・ゴジラ」で爆発したのと一緒ですよ。一歩引きながら行き来しないと面白く煽れないですよね」(by佐藤大輔)

虚実ない交ぜなプロレスラーのコメントより、裏方の話が抜群におもしろかった^ ^