今朝、有酸素で歩いていると、公園がざわついている。近寄ってみると人垣の中心には心肺停止の幼児。一人が心臓マッサージ、119番も連絡していた。私はAEDを探して近くのセブンイレブンへ走る。でも、設置してなかった。


あわてて現場に戻り、心臓マッサージを代わりましょうと申し出ると、その方はお医者さんだった、なんとその隣も看護士さん。不幸中の幸い。求められ持っていたタオルを差し出した。


幼児はまもなく息を吹き返した。しばらくすると救急車もやってきた。ホッとしてその場を離れた。


PS.後学のため想起しておく。私はわりと冷静にいられた。自分でも意外だった。おそらく消防署の普通救命講習を受講していたからだろう。


わずかな時間の中、講習で学んだことを大至急で思い出す。


心臓マッサージの方法、AEDの使い方。


覚えている。


そうだ、大人と幼児ではやり方が違う。


幼児への心臓マッサージは親指で行う(訂正、正しくは中指と薬指)。



幼児へのAEDはどうだったっけ?


幸いお医者さんがずっとマッサージをしていた。時間も計っていた。


そうだ、蘇生するまでの時間が大切なんだ。


取り乱している方もいた。心情はわかる。でも、一刻を争っている。冷静さも大切だ。


まもなく、幼児は息を吹き返した。生命の境界線。その瞬間、涙が出そうになった。


救急車がやってきた。


あとは幼児の無事を祈るのみ。


私が普通救命講習を受講しているのは、ブラジリアン柔術の黒帯昇級時に義務付けられているからだ。


その時はめんどうだなと感じたが、受講しておいて良かったと心の底から思えた。


みなさんにも普通救命講習の受講をすすめる。


幼児へのAED

https://inoti-aed.com/pbls/


普通救命講習

http://diary.nbjc.jp/archives/1859457.html