IMG_9045
「私は身体を敵にさらすことを心がけている。いわば身体を捨ててゆく。斬らせる誘いをかける。これに相手が乗って斬ってくるのを待っている」

「真剣の場合は突くことが第一だ。斬るのはそのあとでいい。斬るより突く方が速いのだ」

「本当の勝負の場合は、身体で相手のふところに入りこむ。勇気というのではない。飛びこんだ相手のふところの内が極楽である。地獄に飛びこむのではない」

「身体をかわすのが早いと相手についてこられてしまう。突きなんか自分の皮膚に触れてからでも間に合うでしょ」

「あんたはチョンチョンなんていう斬り方をしてるが、そんなことでは手疵をすこし負わせるくらいで、相手を必死にさせるだけだ。斬られてしまうよ」

「私はかならず振りかぶって斬る。たとえどんなに間合いが近くてもパッと大きく振りかぶって斬るでしょう」

「右小手(内小手)を足さばきで斬ってしまう。武田先生の剣は構えている正面から手首をまっすぐ斬ってきて、次の瞬間、左右に手を返し、内小手を斬ってしまう」

「武田先生は正面から敵の後ろ首を斬るくらい手を返していた」

「相手に力を入れさせたまま倒せるようになるといい」

「まずは相手の力を抜く合気をできることから始まる」

「相手の力を抜くというのは、もっとも武術の理想とするところだ」

「武田先生の合気は力を抜くだけだった。身体のどこを触れられても飛ばすことができるのは私の独自のものだ」

「「ここで合気をかける」といってから合気をかける動作をされ、力を抜いてから透明な力で投げる」

「合気ができても下手なうちは力に負けてしまう」