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「「ある試合中、猪木さんからなにか言われたんですか?」

ぼくが訊ねると、長州は観念したようにはぁと息を吐いた。

「殺せと言われた」

「殺せ、ですか?誰を?」

「長州、殺せと。そのとき、うわっと反応するものがありました。この人はそこまで行く人なんだと」」

「あの人、本気でリングで死ぬことを求めていたのかもしれない。だからあの人には敵わないです」