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人の目はあるものをそのまま見ない。目はカメラのレンズと同じ。カメラからの二次元の情報は脳に送られる。そして脳の視覚情報処理プログラムで再構築される。

私たちが認識しているのは脳で加工された画像なのだ。

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プログラムにはエラーも存在する。錯視は視覚情報処理プログラムのエラーと呼べる。プログラムのエラーなので、画像が錯視とわかってもそのようにしか見えない。

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脳は上から見た図を優先する。この図を逆さまにしても左に登る階段に見える。

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魔の下り坂も脳の情報処理プログラムのバグ。写真の手前は急な下り、その奥に緩やかな下り。上から見た図を優先させるので、奥の坂が上りに見える。

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右から2番目の木はセンター。右寄りに見える。等間隔の隣の広い間隔は縮んで見える。

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真ん中が浮いて見える。目を止めていても絵が動いて見える。目は止めているようでも、完全静止せず、わずかに動き続けるのがその理由。

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内側に小さい正方形のあるコーナーが直角より小さく見えるので全体として歪んで見える。

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円が何重にも描いてあるが、渦にしか見えない(^^;。

錯視とわかっても、そのようにしか見えない。驚きだ。

武術の術理はトリックに似ている。錯視も一つ要因であり、間合いのトリックの多くは錯視を利用していると考える。