私は立つ時に足の指で地面を掴む・噛むようにしている。厳密には結果的に掴んでいる。馬歩で立つと自然とそうなる。理由は割愛(笑)。

先日のHOORAYインストラクター研修で歩きを学んだ。
http://diary.nbjc.jp/archives/2146846.html

歩きの着地はスムーズな体重移動のため指を反らせて足裏をローリングさせる。

普段、指で地面を掴むようにしている私はこれが上手くいっていない。ちなみに常に掴む感じになっているので足裏の筋肉(腱)は張っている。

研修で習ったストレッチポールを使った改善エクササイズを繰り返してみた。これで普通に歩いてみる。うん、わりといい感じ(笑)。足裏も柔らかくなった。

研修では大臀筋や内転筋の操作も教えてもらった。大臀筋は外転・外旋、内転筋は内転・内旋に作用する。このうちそれぞれ外旋、内旋がやはり上手くいっていない。私の大臀筋は張っている。常に外転、外旋傾向にある。歩行時、内旋を意識してみる。臀筋の張りが抜けて、脚をスムーズに振り出せる。

武術格闘技で要求される歩きと日常で必要な歩き方は同じとは限らない。理解した上で使い分けるのがスムーズな移動につながるのね。

動作分析の方法が一つ増えた。

ところで近年、階段を降りる際、時折、脚がもつれそうになることがあったが、指反らし、足裏ローリングエクササイズで改善。年か、飲みすぎを疑ったがそうではなかった(笑)。めでたし、めでたし^_^。

PS.静歩行と動歩行。違いは重心移動。静歩行の重心は基底面内を移動する。動歩行は基底面の外に重心を移動し、倒れ込んでから支持脚を出す。
馬歩で立つことが静歩行ではないが参考までに。

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