人間はバランスを取って姿勢を維持している。自転車に乗って静止すれば、誰でもふらふらするが、立つシステムは基本的に同じだ。
取っ組み合いの場合、少なからず相手に寄っかかっている。これで安定するわけだが、相手をコントロールする際にはこれがブレーキとなってしまう。
この寄っかかりをいかに解除するかが精妙なコントロールにつながっていく(私はまだできないが^^;)。
昨日、競技推手セミナーで葛西先生に質問した。するとがっちり組み合った状態のまま解除は難しく。いったん離れたりする。そして相手に寄っかからず、寄っかからせない。そのようにコントロールする。
システマ大阪の権藤さんには意識の操作のアドバイスを受けている。これがどうにもわかりにくい(笑)。ところがこんなことを考えていて、もしやと思いつく。
私たちの身体は意識をするだけで反応する。特定の動作をイメージするだけで対応する筋肉に信号が送られるようだ。ほんのわずかに動くこともあるだろう。
それで推論。意識を飛ばすことにより、そのように筋肉が反応、結果、この寄っかかりを解除できるのかもしれない。
こんな頭の体操も楽しみの一つ。知的パズルを紐解くようだ。武術格闘技は身一つでいつでもどこでもできる。自分の身体を使って遊べるなんて、おもしろいでしょ?!
おまけ、I師匠、馬歩について
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