ある方から関節技をどこで止めるか質問を受けた。

「痛いところで止めるのか、破壊して止めるのか」

もちろん生きるか死ぬかの場面なら迷わず破壊だ。

でも、普段の練習や試合では破壊の寸前で止める。あとわずかで骨折、もしくは脱臼など、クラッシュ寸前のところまで仕掛ける。ギブアップしない相手も当然いる。練習なら破壊しない、試合なら悪いけど破壊をチョイスする。

関節技には確実にクラッシュさせる破壊力が必要だ。ギリギリまで仕掛けないとこちらも、相手も技の練習にならない。

意外に思われるが、誰が相手でも、初心者が相手でもギリギリまで締める。本質が伝わらないからだ。でも、大丈夫、ケガはさせないから(笑)。

これも「寸極め」と言える。

ちなみに関節技でわかりにくいものは足への関節技だ。関節のロックに気づかず締め続ければ、即クラッシュする。練習していなければ「取」も「受」も、この止めるタイミングがわからない。結果、クラッシュ。足関節技は危険だから練習しない、練習しないからわからない、といった悪循環になってしまう。

さらにチョークの場合なら、相手がタップしなければ試合でも練習でも絞め落とす。気絶するだけだから。そのまま絞め続ければ危険だか、すぐに離せば意識を取り戻すので、ジェントルな技術であり、私はチョークが好きだ。

注意)絞め落とす行為も、ちゃんとした管理者、インストラクターの元でなければとても危険だ。過去、すぐに意識を取り戻せず救急で運ばれた例を耳にしたが、おそらく落ちたのに気づかず絞め続けたからであろう。十分にご注意を。

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