「俺はそこに障害や困難があると余計に燃えるタイプだ」

56才にして現役トップで活躍するボディビルダー合戸さんの本に圧倒される。読むだけで筋肉痛になる。


「全力でなければトレーニングではない」常に限界に挑む。


「左目なんてくれてやる」トレーニングを優先して左目視力を失う。


その昔、一世を風靡した矢沢永吉「成り上がり」は激論集とあったが、これは合戸版激論集だ!


「筋肉の究極の発達を求める上で、高重量を扱うことは避けて通れない宿命だ。これでもかというほどの負荷を与え続け、筋肉に「このままだと潰れちゃうよ」という恐怖を覚えさせなければ、筋肉は発達しない」


トレーニングを終えると「ケガなく、まだ生きている」と安堵する。


「健康のために行なっているわけではない。カラダへの負担を考えれば不健康そのものだ」


「ある程度まで筋肉の発達した人が、それ以上発達しないと悩むことがあるらしい。なぜ発達が止まってしまうのか答えは簡単で、よりキツいトレーニングを行わないからだ」


合戸さんの理念はシンプルでわかりやすい。でも、これを実行するのは大変だ。解説にもあるが、ボディビルに限らず、あらゆる業種、種目においてここまで徹底できる人物はなかなか見つからないと思う。


はたして人間は連日、極限に挑めるのだろうか。この狂気、黒崎健時師範「必死の力、必死の心」以来の衝撃。魂に響く一冊です^ ^