毎朝、起床時、布団の中で筋リリース。ヒップリリース、レッグスライド、前鋸筋、首の順に行う。ヒップリリースで脚を外旋する。この外旋も意識上の操作でほとんど動かしていないにもかかわらず、脊柱が反対側にわずかに動く。身体は全身でバランスを取っていることがわかる。厳密には身体の特定の部分だけを動かすことはできない。バランスを取る動作を生かすのか、抑えるのかで操作は異なる。

人体には骨、筋肉などパーツがたくさんあり、その組み合わせで動作が成り立っている。組み合わせは無数にある。ただ、各関節には可動域があるので、動作には制限がかかる。

ロシア武術システマでは身体の中に答えがあると解説しているが、よく理解できる。一方、この無数の組み合わせを各パーツ毎に解説するにはあまりに煩雑すぎる。運動を型や套路として伝えるのは合理的だとあらためて感じる。