高久昌義先生の棒術、そしてポイント組手セミナーが2日、あま市体育館で行われました。

錬空武術館の高久先生。元極真の世界王者にして、現在は武術家として活動のフィールドを広げていらっしゃいます。

六尺棒を使った棒術。立ち方、持ち方から突きの基本動作をいくつか。

ちなみに私が普段練習している槍は刃のついている側で突きますが、棒術は両端で突く、打つことができるので持ち替えがあります。手首の使い方に特徴がありとても勉強になりました。


レの字立ちから、弓歩(中国武術的でごめんなさい)。棒に隠れるようにして入る。慣れない私は肩を回転させてしまう。弓を引くように身体を割って入り身すべき。

後半はポイント組手セミナー。反応を高めるための様々な工夫がなされていました。内容は一般公開されていないので控えます。


翌3日は愛知県武道館で高久先生のセミナー。

この日は戦う以前の姿勢の整え方。身体を揺らしてリラックス、そしてスワイショウ。私は太極拳や気功を練習しているので馴染みのある内容。

続いて対錬へ。

互いに腕を触れた体勢から纏糸(中国武術的ですみません)で纏わりついていく。そこから徐々にステップアップ。突きや蹴りを加えていく。

あいかわらず私は質問しまくり(^^;。高久先生には丁寧に指導していただいた。
手の反応を引き出す対錬では、合掌のニュートラルポジションから変化。払ったり、落としたり。私には癖があり大回りしてしまっている。センターを直線的に捉えるのが最短。そういえばヒクソンもこんな構えだった。

脚を使った推手(?)。

実はI師匠とも似た練習をしたことがある。エクササイズのいくつかに中国武術に通じる印象を持った。フルコンタクト空手で大活躍していた高久先生が激闘の中から見出した技法。フランシスコ・フイリョのキックを右眼に受けたのをきっかけに、自分に足りないものはなにかと見直し、探り始めた。
気功についてもじっくりとお話を伺う機会に恵まれ、とても感銘を受けました。内容はナイショ(笑)。

このあと掛け試し稽古会。私は攻防のネタが少ないので中座(笑)。

高久先生は滝行もなされています。機会を見つけて参加したいと思っております^ ^。


番外編
掛け試し稽古会中部支部噂の(?)懇親会へ。おじゃまさせていただきました。

アウトレイジな方々(笑)。いやいや、ナイスガイたちです。タイムリーなポーズでパチリ(笑)。

めちゃめちゃ飲んだねー。あわや路上掛け試しは寸止めにして紳士のみなさんでした(笑)。二日間ありがとうございました。


高久先生をはじめ、掛け試し中部支部のみなさんに厚く御礼申し上げます^ ^。


※写真は各師範のblogなどから借用しました(^人^)