お集まりいただいた皆さん、そして岩崎選手ありがとうございました^ ^




岩崎正寛セミナー「BJJ concept to make a game」シリーズ第2弾 は「Top game seminar/Takedown & Guard passing」はトップゲームにこだわった内容でした。


まずはスタンドテイクダウン。タックルの基本的な足の運びから、両足タックル、近い間合いでの入り方、遠い間合いからの距離の詰め方、ギで組んだところからのタックル、相四つ、ケンカ四つでの入り方、シッティングガードからのタックル、組手争い、相手の姿勢に応じたタックル。


グランドトップゲームではインサイドガードでの組手争い、ベースの作り方、クロス割り、脇差しパス。


すべて実戦に使えるポイントを解説。意外にストロングスタイルな私にはどストライクの内容で大きなヒントが満載でした。


いくつか紹介すると、まずはタックルを遠間から仕掛けるの場合の運足。これはグレイシーがバーリトゥードで使う術理にも共通している。ギを突っ張られた時の崩しも角度にポイントがあり、とても勉強になった。これからはタックルをバンバン使いますよ。


シッティングガード、インサイドガードでの組手争いも目からウロコ。いわば組まない組手争い?


それから大注目の脇差しパス。バルボーザや大好きなマルセロ・ガッシアの得意技であり、私のパスも基本的に脇差しだ。そして今日教えてもらったのはガッシアがやってるやつ。試合のVで何度も何度も観たやり方だ。ガッシアはいとも簡単にスイーッと足を越えていく。当然、相手もトップ選手なのに。これが不思議でならなかった。柔軟性の問題かなーと思い込んでいたが、ポイントをバッチリ教えてもらった。ちなみに岩崎選手はスパーリングでガッシア本人をパスしている。


ほかにも細部にわたるポイントがたくさんあって、個人的には大収穫のセミナーだった。参加費ももう少し高くても良かったかも(笑)。


とまれ、岩崎選手は来年世界の頂点を目指す。柔術が日本にやってきて二十数年、いよいよ日本人男子のゴールドメダリストが現実的になりつつある。それを実感するに十分な内容だった。岩崎選手の益々の活躍に期待しましょう。


来年の「BJJ concept to make a game」シリーズ第三弾もいまから楽しみなのです。