「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」

これも時代の寵児となった村上ファンド主宰「物言う株主」村上世彰の著書。かのホリエモンさえ、舌を巻く頭の切れとは。

経済にとってお金は血液で、血流を滞らせない。余剰資金を投資を回すことで経済は活性化する。日本は個人も企業も貯め込む傾向にあり、滞った血流を循環させることが活性化の鍵。
人は将来性のあるものに投資する。一方で寄付も投資であり、そのリターンは受益者の笑顔、感謝の気持ちであり、心の温もりと語る。

「ニッポン放送の株式を5%買いたい」とのホリエモンの申し出をインサイダー取引とされ、2006年逮捕された。ホリエモンの著書では村上氏から「フジテレビに興味ない?」と持ちかけられたとしている。


村上 世彰
2017-06-21