5aaafe25.jpg「たとえば、あなたが金づちで釘を材木に打ち込もうとして、間違って親指を叩いてしまったとする。当然、痛むはずだ。そして親指は晴れ上がり、真っ赤になって熱を帯びてくる。これが炎症だ。体が受け付けない食べ物を口にしたとき、このように目には見えないわけだが同じことが体内で起きている」
「私はどの食材が炎症を引き起こし、どの食材が合っているのかを確認した。そして正しい食べ物が何か、いつ食べればよいのか、そしてどうすれば効果を最大にできるのかが判明すると、今後の肉体改造・人生好転の設計図ができあがる」

テニス界の絶対王者ノバク・ジョコビッチの食事の本を見つけた。

思えばグレイシーダイエットなる食事法もある。鍛練法は日々、研究し実践している。回復法も同様。今後は食事の内容も研究していきたい。・・・たしかに、ノンアルコールって程度ではざっくりすぎるのね(笑)。

「まだ体が若くて強靭な頃なら、病気になったり疲れを覚えたりすることもたいしてなく、悪い食べ物やストレスにも対抗できたかもしれない。だが年令を重ねるにつれ、これまでの食べ方や生き方にしがみついていると、さまざまな問題に直面することになる。だから、食べ方を変える必要がある」

PS.「テニスクラブは、テニス仲間たちと私自身にとって格好の避難場所であり、毎日4時間から5時間練習した。そして空爆中さえもアマチュア選手権を開き、戦時中でもテニスができる喜びを味わった」

旧ユーゴスラビアが分裂し民族紛争に巻き込まれ、NATO軍などの空爆をくぐり抜けてきたセルビア人のジョコビッチ。そんな体験談も綴られている。絶対王者のメンタルの根底を感じる。
ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事


著 者:ノバク・ジョコビッチ
販売元:三五館
発売日:2015-03-21