バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2024年04月

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ノーギ、サブミッショングラップリングにオブザーバー出席^ ^

スタンド、グランド共にライトで。マウント時のみウエイトディストリビューションを試す^ ^



マウント時、パートナーの逃げに合わせて、フォアハンドフレームを腰で抑える。

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ゴールデンウィーク中も毎日やるでよ(笑)

ホワイトベルトクラスはベーシックムーブ、そして脱線して術理などを^ ^



人は地球上で重力にバランスを取り姿勢を維持している。重力系の力→体重には反応がめちゃくちゃ早い。だから体重は諸刃の剣。使い方でプラスにもマイナスにも作用する。武術や格闘技で立ち姿勢が大切なのはこの要因と考える。



パートナーと接触するまでは視覚情報がメインとなる。目から入る二次元の情報を脳が三次元に変換している。視覚のトリックや錯視などはこのシステム上のバグと言える。ステップなど単純なスピード勝負にしては若者の早技についていけない。工夫の余地はここにある。

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今宵、ファイトクラブ。

新しい方もいらしてサイドマウントエスケープを掘り下げた。

スパー45分。



システマ大阪大西さんに習ったクロスフェイスのテンションの外し方や、伊藤先生に習った崩しなども解説。

毎日やってても興味は尽きない。

これって、私が強くも上手くもなんともないからじゃないだろうか。

もし、無敵の王者だったら、かなり前に飽きてたかもしれない。
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弱くてラッキー(笑)。

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ホワイトベルトクラスはタートルポジションを、オールはフックガードをナビゲート。

スパー45分。キックやラッソーなどのスパイダーを研究しながら。伊藤先生に習った崩しもあるし。課題はたくさん。

全日本マスター準優勝の藤田さんを紫帯に認定させていただきました。お祝いは5月4日ね^ ^

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伊藤先生と練習。

勁力(技術で創造する力)の運用についてめちゃくちゃ勉強になった。

私は講習やセミナーなどでよく質問する。それも単刀直入に質問。先生や講師によっては煙たがられたり、時には叱られたりしている。

伊藤先生にはそんな質問を許容していただいてる。ありがとうございます^ ^



馬歩(まほ。中国武術の立ち方)の勁でパートナーを浮かし、自身でコントロールできない状態に誘導する。

その道筋を二つ、指導いただいた。一つは方向を複数組み合わせるもの、もう一つはさらに浮き上がらせるもの。

共にパートナーに悟られないよう、崩れを止める。これは目からウロコだった。

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ホワイトベルトクラスはベーシックムーブ、ガードリテンションを、パーソナルはオーバーアンダーパスをナビゲート。



柔術の特徴の一つは床に仰向けに寝た状態で攻防できることだ。寝ると背中で姿勢を支えるため、両脚を同時に使用できる。

この特性を生かすためには両脚の間にパートナーを捉えておく必要がある。これをガードと呼ぶ。

当然、パートナーもわかっているので、脚を越えてくる。越えられたものを両脚の間に戻すのがガードリテンションとなる。

書くと煩雑だが、脚の間にコントロールするだけ。この脚の使い方が旨いと「脚が効く」とされ、柔術家では褒め言葉だ^ ^

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ホワイトベルトクラスはベーシックムーブ、スイッチ、サイド→マウントを、オールはウエイトディストリビューションをナビゲート。

スパー45分。パートナーたちのトップのプレッシャーがタイトになった。まる^ ^



地球上において(笑)、体重は質量が地球に引っ張られる力。重い人はその力で地球に引っ張られているので、使い方次第でネガティブに作用する諸刃の剣。

さて、トップから攻める時はボトムのパートナーにその体重を支えてもらうようにする。ヒクソンはパートナーの呼吸を妨げるようにプレッシャーをかけるそうだ。呼吸も筋肉の作用。腕立て伏せ同様、回数をこなせば疲労するからだ。もちろん、普段のスパーでパートナーへの過度の負荷は禁物だが、技術として練習はしておくべき。

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伊藤先生と練習。

今宵も「間」について。「先の先」「後の先」の指導を受ける。

私はパートナーの動きに敏感な方だが、具体的なムーブの前の意識の領域。まさに今後の修行の重点となる。

先日、システマブラッド、クオンリー師範が来日。その模様の一部がSNSで見られるが、「先の先」で動いているように感じる。

めちゃくちゃおもしろい^ ^♪



「先の先」とは打とうと意識の起こりを抑える。「後の先」とはこちらの引き込んで抑える。練習は太極拳推手を通じて行った。

私が課題にする「空間のポジション」「空間のコントロール」は意識の世界とも言える。

若い頃は殴り合いもわりと好きだったかもしれないけど(笑)、いまは殴り合わずに制したい。

ここがその領域の入り口と考えている。

PS.途中、かなりの雷雨。それでも普通に練習していただいた伊藤先生とお弟子さんに感謝^ ^

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