バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2024年02月

「体重」「重さ」を使うとは対象者や物に「寄りかかる」か「ぶら下がる」こと。

武術で正しい姿勢は寄りかかりや、ぶら下がりを戒めたものと考える。

宇城師範は腰が曲がっていても技は使えると紹介していた。



日常動作で腕や脚を振り下ろすのは「体重」「重さ」に依存している。

もちろん日常では運動効率の良さから必然の動作。

でも、この使用では相手の抵抗を引き起こす。

ここに型や套路の意味があると考える。



体重依存からの脱却は対象に接触してからの話。

接触するまでは、

「1、目。2、脚。3、技」と古くからの伝えにあるように「目」「見切り」が大切となる。次に移動する「脚」。

使える武術家なら、まずは「見切り」があるはず。

ここも私の課題である。



現在、ネットなどで不思議系技術を見ることは多いが、見切りを目にすることは少ない。

見切りがなければ格闘技経験者や喧嘩慣れした素人に殴られてやられるだけだと思う。

当たらなければマイクタイソンのパンチだって平気だ(笑)


「体重」「重さ」は武器になる。技術がなくても誰でもすぐに使える。一方で相手の抵抗を引き起こす。諸刃の剣。使い方次第でここに練習の必要性がある。

伊藤先生に指導を受けている術理の一つに体重依存からの脱却がある。そのための馬歩。立ち方は重要。


柔術以外はほとんど力ずくの私(苦笑)

身を律し、レバレッジを効かせ、誘導する柔術。それは日常に活きる。

あらためて痛感、再確認した三冊。
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「3つの幸福」からは身の律し方を
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「伝え方が9割」からのは人との接し方を
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「若くして豊かに引退する方法」は人生をどう生きるか(戦うか)を

示唆してくれる。若い頃に出会いたかったよね^ ^

目下、会話を柔術に変換中(笑)。

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カルペディエム名古屋で行われた高橋サブミッションさんのセミナーに参加しました^ ^

内容はアームサドル、ノーギベリンボロ。グラップリングトップ戦線で戦う高橋さん。色々とアップデートさせていただきました。

技術練習は春日井さんと組ませていただきました。春日井さんは昨年秋に自らの道場を立ち上げました。

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若者、青年たちの活躍は嬉しいですね♪。彼らの活動を楽しみにしてます!

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今日はありがとうございました^ ^

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「暗中模索のなかで始めた稽古は、進めば進むほど地味なものとなりました」

「求めるべき身体性の指標として、唯一無の存在である「刀」。これに「禅」を冠したのは"人は根底から変われるのか?"という模索を続けていくなかで、大きな動きから小さな動きへ、瞬間的な動きから持続的な動きへと、稽古の内容が「動」から「静」へ向かって収斂していく、いわゆる武術的な稽古からどんどん離れて、禅的なものへ近づいているのではないか」



陰極まって陽となり、陽極まって陰となる。

「徹底的に静を極めることで陽を理解する」とはヨガ岡田先生。

逆もまた真なり。ヒクソンしかり。本物たちの言葉は通じている。

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祝日はファイトクラブが休館のため、朝Honjin studioで練習。

ハーフガードクリンチ、パス&ガード時のプレッシャーのかけ方、外し方をナビゲート。予定はスタンドクリンチ、バッククリンチだったけど、メンバーの顔触れからかなりコアで掘り下げた内容^ ^

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「刀禅」小用先生が著書を上梓されました。おめでとうございます。

謎の老師?!とのサブタイトルですが(笑)、何度か手を取ってご指導をいただいております。

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http://diary.nbjc.jp/archives/2150829.html

いつもニコニコ、優しいお人柄の小用先生。でも、私流の少し乱暴な表現をお許しいただけるなら、これまでお目にかかった武術家の中で喧嘩をしたら最も強いと思わせる気配を感じました。

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武術界でも実力者と知られる小用先生。益々のご活躍を祈念しております!!!

https://www.touzen.jp/

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