2023年09月
月末の午後
沈黙の艦隊
テクニカルスタンドアップを起点に
バターチキンカレー/ムガルパレス
慣例、レベルアップ前の落ち込み
徒然に
武術を介護に応用するという話を耳にするが、対象者の反射を利用しているわけで、反射も起こらないような対象者を持ち上げたりするのは単純に骨格のテコと筋力になる。
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起き上がる意思のない者を起こす。久しぶりにめっちゃ筋力を使った。無理矢理起こせば骨折もあるので、まさに骨の折れる作業だ(苦笑)。医療、介護関係者の日頃の務めに頭が下がる。
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物を持ち上げる行為には、ウェイトリフティング的なものと、レジスタンストレーニング的なもの二種類。
ウェイトリフティングは最大効率の動作で持ち上げる。極論すれば筋力なくても上がれば良い。重いものを軽く上げる動作。
レジスタンストレーニングは筋肉への負荷を目的とするため、ケガをしない程度に持ち上げにくくし負荷を増やす。軽いものを重く上げる動作。
実際には筋力ゼロで上がるはずもなく、テコや筋力とのコンビネーションになるが、日常動作はもっぱらウェイトリフティング的であるし、柔術のベースもそれに近い。
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一般的に他者に力を加える時は、対象に寄りかかるか、ぶら下がるかしている。対象に体重を預けている。体重は質量と重力。人間は重力にバランスを取り、姿勢を維持しているので、体重系の力には抵抗、反応が素早い。
これをどう扱うかに各武術や格闘技の特徴があると考えている。
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武術や武道が姿勢を大切にする一つの要因は、対象に倒れ込んだり、ぶら下がったりすることによる重力系への反射抵抗を引き起こさせないためと考えている。
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武術系のストライクの重さは、単純な重みというより、対象者の重力系反応を薄くし、防御力を下げた結果と推測している。
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その昔、伊藤先生から「早川さんは(押し引きに)腰の重さを使う」と指摘され、ちんぷんかんぷんだったが、いまはよくわかる。ちなみに日常で重さを使わなければ扉も開けられないよ(笑)。
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私はフェザー→ライトフェザー→ルースターとダイエットしてきて、ガードは効くようになったが、パスとスイープに苦戦するようになった。特にスイープは体重に依存していただけだった。がっかりした。そして細部の見直しへ。
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組むと身体を通じて様々な情報を受け取ることができる。
組んだ時、まれに岩のような手応えの方もいる。アマゾンや石井慧さんがそう。
さらにまれに鉄みたいな手応えの方もいる。柔術絶対王者ルーカス・レプリと対戦した時のサンボの長谷川秀彦さんの第一声が「鉄でした」。私もある外国人にそう感じた。
おそらくインナー系筋肉の強さとバランスと思うが、世界は広いよね^ ^
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ある日、マナウスの人がやってきた。小柄細身で体重は60kgもない。柔術も初体験。
それで組んでびっくり。まさに野生動物の手ごたえ。まるで人間と戦ってる気がしなかった。
2、3分でバテて動きは止まったけど、これが70、80kgあったら恐ろしいなと思った。
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ちなみにボンバーやってる奴も近い手ごたえ。
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起き上がる意思のない者を起こす。久しぶりにめっちゃ筋力を使った。無理矢理起こせば骨折もあるので、まさに骨の折れる作業だ(苦笑)。医療、介護関係者の日頃の務めに頭が下がる。
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物を持ち上げる行為には、ウェイトリフティング的なものと、レジスタンストレーニング的なもの二種類。
ウェイトリフティングは最大効率の動作で持ち上げる。極論すれば筋力なくても上がれば良い。重いものを軽く上げる動作。
レジスタンストレーニングは筋肉への負荷を目的とするため、ケガをしない程度に持ち上げにくくし負荷を増やす。軽いものを重く上げる動作。
実際には筋力ゼロで上がるはずもなく、テコや筋力とのコンビネーションになるが、日常動作はもっぱらウェイトリフティング的であるし、柔術のベースもそれに近い。
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一般的に他者に力を加える時は、対象に寄りかかるか、ぶら下がるかしている。対象に体重を預けている。体重は質量と重力。人間は重力にバランスを取り、姿勢を維持しているので、体重系の力には抵抗、反応が素早い。
これをどう扱うかに各武術や格闘技の特徴があると考えている。
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武術や武道が姿勢を大切にする一つの要因は、対象に倒れ込んだり、ぶら下がったりすることによる重力系への反射抵抗を引き起こさせないためと考えている。
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武術系のストライクの重さは、単純な重みというより、対象者の重力系反応を薄くし、防御力を下げた結果と推測している。
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その昔、伊藤先生から「早川さんは(押し引きに)腰の重さを使う」と指摘され、ちんぷんかんぷんだったが、いまはよくわかる。ちなみに日常で重さを使わなければ扉も開けられないよ(笑)。
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私はフェザー→ライトフェザー→ルースターとダイエットしてきて、ガードは効くようになったが、パスとスイープに苦戦するようになった。特にスイープは体重に依存していただけだった。がっかりした。そして細部の見直しへ。
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組むと身体を通じて様々な情報を受け取ることができる。
組んだ時、まれに岩のような手応えの方もいる。アマゾンや石井慧さんがそう。
さらにまれに鉄みたいな手応えの方もいる。柔術絶対王者ルーカス・レプリと対戦した時のサンボの長谷川秀彦さんの第一声が「鉄でした」。私もある外国人にそう感じた。
おそらくインナー系筋肉の強さとバランスと思うが、世界は広いよね^ ^
▼
ある日、マナウスの人がやってきた。小柄細身で体重は60kgもない。柔術も初体験。
それで組んでびっくり。まさに野生動物の手ごたえ。まるで人間と戦ってる気がしなかった。
2、3分でバテて動きは止まったけど、これが70、80kgあったら恐ろしいなと思った。
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ちなみにボンバーやってる奴も近い手ごたえ。
ジョン・ウィック/コンセクエンス
アクション超特盛の2時間49分。スタントマン出身監督の力作。
パリ、ヨルダン、ニューヨーク、大阪などのロケーションが綺麗。
キアヌリーブスの柔術を取り入れたガン・フーも見ごたえあります。
好きな映画「ウォリアーズ」や「蒲田行進曲」の階段落ちのオマージュも見られて大満足。
それにしてもケプラー素材が最強すぎる(笑)。
PS.
キアヌ・リーブス 59才
トニー・イェン 60才
真田広之 62才
バケモノだよな^ ^
https://johnwick.jp/index.html