「平は打撃ができるからタックルが上手くできないんだ」
「僕は打撃ができない」
「だからタックルが簡単に決まるんだ」
「僕は打撃ができないから、やらなくとも良い場所、安全な場所にしかいかない」
「その場所は打撃をするより少し遠い」
「少しだけ遠い方が良い」
「そうすると打撃が届かないことに焦って相手は前にでてくる」
「でも初めから打撃をするつもりもないから、パンチを受ける気もないんだ」
「当たらない場所にいて、相手が前にでてきたら、一緒に前にでる」
「当たらない場所から、次の当たらない場所に移動するんだ」
「打撃は距離を合わせて打ち合う」
「打ち合いを避けたら反則になる」
「その癖は簡単には消えない」
「グレイシー柔術は普通の格闘技では反則になる発想でできている」
「ルールで決められた試合の外側にグレイシー柔術の真実が隠れているんだ」