b0f72557.jpg自分でいうのもなんだが、私はきっとバカだ。いや、バカに違いない。
それで、多少は賢くなろうと色々とやってきたつもりだが、最近、バカのままでいいんじゃないかと思うようになってきた。そんな私にタイムリーな一冊。

「バカはいい」(笑)

「無」へのヒントもある。「考える」は「計算高い」と「置き換えることもできる」。
いまの私は技術をできるだけシンプルにしようとしているが、「生き方」も「シンプル」にすることで考えずに済み、「無」に近づける。

私は桜井章一氏の著書を何冊か読んできた。そこには、まさに「本物」の持つ臨場感ある言葉が並んでいて、内容について納得できるし、ヒントになることも多い。
反面、違和感も共にある。それはおそらく桜井氏のニックネームにもある「鬼」の部分。私の肌に合わないのだ。

私は桜井氏の「雀荘の親父」ってスタンスが好きだ。
ちまたには達人があふれてますからね。達人が操る「技量」そのものは目指すべき目標には違いないが、その他はそんな程度でいいのではなかろうか。

以前、私自身を「ただ単なるエロオヤジだよ」と話していて、ある方に笑われたが、ホントにそうだからしかたがない。

「大したヤツ」と誤解されたり、下手に感心されるよりは、よっぽどいい。知的なバカを目指そう(笑)

運は「バカ」にこそ味方する (ソフトバンク文庫)

運は「バカ」にこそ味方する (ソフトバンク文庫)


著 者:桜井 章一


販売元:ソフトバンククリエイティブ

発売日:2013-06-19