バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2020年03月

いまはコロナ禍で、まさに不要不急の外出を自粛。

じっくりと術理研究にはいいかもしれない。

私が使用する力は基本的に2種類。

梃子と勁力。

人体の関節は多くがヒンジ構造になっているので円運動であり、梃子となる。

この梃子の操作の巧拙がそのまま身体操作や、なんらかの技術の上手下手になる。

あらゆる運動はエネルギーを発するが、ここから重さを引くと勁力になると考えている。勁力はパートナーを錯覚に陥れる効果がある。詳しくはあらためて(笑)。

さて、梃子だが、どこに支点を取って動くかにより、効果が異なる。

柔術のセルフディフェンスの初歩では、掴まれた手首の解除を学ぶ。固定された手首を中心に動き、梃子で解除する。コントロールされているところをコントロールしようとしない。これが柔術の原理と考えている。余談ながら、習い事の初歩を「手解き」と呼ぶのは、ここが原点らしい。

梃子の支点となる人体の関節は68個ある, 柄にあたる骨の長さも人それぞれ。その組み合わせは膨大な数となり、無限と呼べるかもしれない。

あとで書き出す。











身体と心は一つ。心の緊張は身体に現れる。身体の緊張は心にも影響する。

いまのコロナ禍。内観するにみぞおちの奥の方にわずかに緊張がある。そう、未知の脅威にビビっているのだろう。

「人はパニックを恐れるあまり、危険から逃げ、保険をかけようとする。でも本当は、パニックから回復した体験の積み重ねこそが、その人間にとって「本当の自信」になる」
「実際、ダメージを受けたときにきっちり回復するスキルを持ってないやつは、本当の修羅場を迎えたときに、平常心を保てなくなる。自分の弱さを知っている人間は、回復を忘れない」(システマ小説「人生は楽しいかい」より)。

筋肉の緊張を呼吸でほぐしていく。

そしてビビっているのを認め、受け入れた上で客観視して、心の緊張も抜いていく。客観視にもやはり呼吸。

「もっとも平常心を保つことができた人間が、もっとも正確に状況を把握し、もっとも早く危機の訪れに気づくことができる」(同)。

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」(byレイモンド・チャンドラー)

「本当の自信」を手に入れ、タフになれるチャンスかもね。

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「「気」は両先生(空手座波仁吉、居合川崎武雄)から学んだわけではなく、私独自のものです」

久しぶりに宇城師範の著書。

いまの私の理解で「気」をどこまで捉えられるか。

幸い、I師匠から手解きを受けているので、ぼんやりとしているものの多少体感はできる。

そのぼんやりは解消されるだろうか。それは、はたして「意識」か「催眠術」か「エネルギー」か、それとも・・・。

▼▼▼

読了後。対立ではなく、調和する。組んでる状態ならなんとなくわかる。接触せずに調和するのは難易度高い。課題だね。

「相手に入るということは、「相手に入るという技」が先にあれば入れるのであって、その技があれば怖さも消えるのです」

深いなー^ ^




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今宵は自宅でインスタント二種(笑)。
ラーメンは人気店紫陽花。常に行列らしく行く気になれないが、このインスタントでもかなりおいしかった。
いってみようかなー(笑)。

体重 64.85kg
体脂肪量 7.58kg

週平均
体重 65.87kg
体脂肪量 8.15kg

有酸素運動
0分

R食
1回

所見
力漲るのは64〜65kg。動きやすいのは62〜63kg。逆算すると体重63kg、体脂肪量10%を狙う。
酒はいまの私に必要ない。記録もしない。

動作のクオリティーアップ。筋力を上げていく。一時的にできなくなっていた倒立もできるようになった。

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