いまはコロナ禍で、まさに不要不急の外出を自粛。
じっくりと術理研究にはいいかもしれない。
私が使用する力は基本的に2種類。
梃子と勁力。
人体の関節は多くがヒンジ構造になっているので円運動であり、梃子となる。
この梃子の操作の巧拙がそのまま身体操作や、なんらかの技術の上手下手になる。
あらゆる運動はエネルギーを発するが、ここから重さを引くと勁力になると考えている。勁力はパートナーを錯覚に陥れる効果がある。詳しくはあらためて(笑)。
さて、梃子だが、どこに支点を取って動くかにより、効果が異なる。
柔術のセルフディフェンスの初歩では、掴まれた手首の解除を学ぶ。固定された手首を中心に動き、梃子で解除する。コントロールされているところをコントロールしようとしない。これが柔術の原理と考えている。余談ながら、習い事の初歩を「手解き」と呼ぶのは、ここが原点らしい。
梃子の支点となる人体の関節は68個ある, 柄にあたる骨の長さも人それぞれ。その組み合わせは膨大な数となり、無限と呼べるかもしれない。
あとで書き出す。