先週末土曜は大阪でヴラディミア・ヴァジリエフ師範、翌日曜は京都でクワン・リー師範のシステマセミナーを受講してきた。
今回、両セミナーで学んだのは「テンション」について。ここでいう「テンション」とは、おそらく体の緊張や力み、そして意識や感情の緊張などを指すと思われる。
日々の柔術のスパーリング。当然ながら、パートナーたちはほぼ全力で抵抗してくる。それでこの抵抗をどう解消するかを研究することになる。
このあたりの術理などI師匠に師事して学んでいるのだが、わかってきたのは、パートナーたちにとってなんらかの手応えが抵抗の引き金になることだ。
手応えとはこちら側の緊張や力みである。
こちらの「テンション」は相手の「テンション」も誘発する。
いかにこちら側の「テンション」を下げるか、無くすか。
私にとってタイムリーなテーマであり、とても勉強になった。