バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2015年04月

あることに気づいてパスガードを試している。

ずっと以前、バルボーザに習ったポイントがあったが、私はできなかった。

そして、いま結果的にできている(笑)。おそらくバルボーザが説明したかったのはこのことではなかろうか・・・。

人間の動作には習性がある。グランドトップから攻める場合もそう。なぜそうなるのか理由もわからなかった。

先日、I師匠に質問した。そして推論ではあるが、目からウロコの内容だった。

それは「目」(笑)。

例えばゴルフスイングや野球のバッティングもボールをしっかり見ようとする習性のため、頭がボール方向に突っ込みやすい。「視覚」からの情報量は多い。ちなみに頭が突っ込むとボールとの距離が縮まるためクラブやバットの遠心力が使いにくくなる。

434d295a.jpg「あともう数センチで刺さってた。それで面白いのはその時は気を張っているから怖くも何ともないんだよ。だけど一日が終わって布団を被ったら、歯がガクガク動くんだよ。ズレて来るんだな、恐怖が。“なんでこんなに歯がガタガタいうんだろう?”と思ったけど、“ああ、そうか、あの時の恐怖が今来たんだ”と」

中国武術の日本の泰斗故松田隆智師範の「謎の拳法を求めて」の新装増補版を入手。旧版を持っているので買うつもりはなかったが、昨夜I師匠から増補された箇所がおもしろいと聞いて本屋に走った。たしかに全354ページの内、増補は161ページもあって読みごたえありました。

自伝出版のためにされたインタビューの内容は秀逸。
大山倍達師範とのくだりなど極真会館の前身大山道場の雰囲気が伝わってきてよかった。
できれば自伝の完成版を読んでみたかった。貴重な語り部の一人を確実に失った。


新装増補版 謎の拳法を求めて (武の人・松田智の足跡を辿る)

新装増補版 謎の拳法を求めて (武の人・松田智の足跡を辿る)


著 者:松田 智


販売元:株式会社 日貿出版社

発売日:2015-04-11

早いところは今日からゴールデンウイークに入る。一日快晴。

朝クラス。質問に答える形で進めて時間超過(笑)。

午後はコントロジー名古屋主催のワークショップに出席。脊柱の椎骨について学ぶ。

中国武術の日本の泰斗故松田隆智師範の「謎の拳法を求めて」の新装増補版を入手。旧版を持っているので買うつもりはなかったが、昨夜I師匠から増補された箇所がおもしろいと聞いて本屋に走った。たしかに全354ページの内、増補は161ページもあって読みごたえありました。大山倍達師範とのくだりなど極真会館の前身大山道場の雰囲気が伝わってきてよかった。

今日は昭和の日。移動中の車のラジオから懐かしい歌が流れていた。

ab999634.jpgコントロジー名古屋のワークショップ「背骨のミカタ、骨盤のミカタ」に出席してきました。

身体を支える要といえる脊柱。

「あなたの実年令を唯一本当に指し示すものは、生きている年数やどう感じているかではなく、現実に脊柱によって与えられている自然本来のしなやかさの程度によって示される。30才であっても、あなたの脊柱にしなやかさがなければ老いている。60才でも、十分なしなやかさがあるなら、あなたは若い」(byジョゼフ・ピラティス)

運動時、手足の動作は大切だが、実際はその土台の体幹部、さらに大黒柱である脊柱はもっと注目されるべきであろう。

人体の脊柱は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨で形成される。胸椎には肋骨が付いて呼吸に連動する。

ワークショップでは椎骨の形状、そして形成に至る経緯を解説。椎骨は、荷重を支える椎柱と靭帯や筋肉の付着する椎弓からなる。
b7fe894e.jpg椎骨一つ一つの伸展、屈曲、側曲、回旋の角度。それぞれに曲げやすい箇所とそうではない箇所がある。

右側グラフがわかりやすい。脊柱操作の目安となりそう。

腰椎は回旋の値は小さい。体幹の回旋は胸椎、頚椎が主体となっている。腰椎は屈曲伸展の値が大きく、イナバウアーなど反る動作も腰椎が主体となる。筋肉で反る動作を妨げるのはもっぱら大腰筋になる。

胸椎の回旋の値が大きいのは肋骨がハンドルのようになってテコが作用しやすいから。逆に肋骨があるので屈曲伸展は妨げられる。

I師匠と練習。今宵のテーマは「心」「魂」「合気」「柔術」「血糖値」(笑)。

武術は学問と耳にしたことがある。たしかに様々な要素が幾重にも折り重なって成り立つ。知恵が味わいを深くする。

私がいつまでも飽きないわけだ。

ジョコビッチ座禅の本をヒントにゆっくり食べるようにした。

一口一口をよく噛み、じっくり咀嚼、飲み込んでから次に箸をつけるようにしている。

思えば、以前はかきこむように食べて、飲み込まないうちに次に箸をつけていた(笑)。

じっくり咀嚼することで、しっかり味わえる。量もコントロールしやすい。体重もようやく落ちてきた(^^;。

鍛練、リカバリー、そして栄養補給。若い頃は適当にやっててもなんとかなったものだが、加令にしたがってそれぞれの質が要求されるのだろう。

・・・ちょっと考えれば当たり前のことだけどな(笑)。

(ダーティー)ハリーポッター(笑)になってから久々のスパーリング。パスガードで気づいたことを試しながら丁寧に行った。
今日は温かい一日だった。北海道では30度を超えたそうだ。
私は若干の風邪気味。気持ち良く汗を流してスッキリ♪。

55f12e0b.jpg音楽が題材なのに殺るか殺られるかの緊張感。心地好い狂気もあるんですね〜。よかった♪。

原題「whiplash」は曲のタイトルであり、むちうち症のこと。日本語タイトル「セッション」は雰囲気を伝えていない、さすがにむちうち症では意味不明だが、音楽風スポ魂ものなので「音楽の星」とかいかがだろうか(笑)。

http://session.gaga.ne.jp/

3f5d27c6.jpg名古屋オープンの応援にかけつけていただいた。宇佐見さん、新村さん、犬飼、栗畑君、ありがとうございます。

写真は岩間のメダル。おめでとう(笑)。

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