バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2014年09月

2c8213c8.jpg今日は午後から太田さん主催の「側弯症とピラティスメソッド」を受講してきました。

定刻に会場入りし、一つだけ空いていた席につき隣を見たらTBJのあきひさでビックリ(笑)。ちなみに私たち以外はほとんどがピラティスのインストラクターの方でした。

症状の説明に続き、ピラティスメソッドの解説がありました。治療家ではない私にも勉強になる内容でした。中でもインストラクターの方々の動作のクオリティの高さには目を見張りました。この繊細なコントロールが側弯症へのアプローチを可能としているんでしょうね〜♪。

個人的には再びピラティスを学びたいと思いました。
ed00f0c3.jpgあきひさ、お疲れちゃ〜ん♪

今日は脚全力の日。例によって朝エクササイズは全休。腰がまだ微妙な感じなのでレッグプレスのみ。

スパーリングはゆうやTBJキッズたちと超軽めで。でも結構汗は流れた。

ところで崩しについては四六時中考えている。頭の体操といったところ。

bc23f741.jpg昨日は格闘技にまつわる不幸な事故、事件があった。

普段、メンバーにはよく話すことですが、武術格闘技の技術は基本的には相手の身体を破壊する技術なので、一歩違えれば即暴力と化してしまう。それだけに学ぶ者には心が大切であり、互いに敬意を持って練習すべき。
また、管理者として安全には細心の注意をはかりたい。

故人に合掌。

9e384317.jpg20、21日は今池祭りだった。
7f88b63c.jpgプロレス。リング上では結婚式も♪
d061a954.jpgステージの会場は何カ所かあり、それぞれ催し物があるようです。
c7d70535.jpg屋台の多くは路面店が出しているので美味しそうです。

韓国料理屋のプルコギ風焼き鳥♪
911e9448.jpgこれは旨かった!。ホットック。中にはちみつが入ってます♪
4e781810.jpgこちらはポンポン菓子の機械(笑)。カメラマンが殺到して撮影してたので私もパチリ。
b3907562.jpg直後に練習を控えてるのでノンアルコール。拙者は不機嫌にござるよ(笑)。

登山家ラインホルト・メスナーや竹内洋岳の著書を読んで、山登りには様々な方法があることを知った。

同じ一つの山を登るにしても、ルートは様々で、容易なルートがあれば、困難なルートもある。季節も快適な時期があれば、人を寄せつけない時期もある。人数も複数で挑む場合があれば、少数で登ることも。また酸素ボンベやボルトなどの装備、道具使用の有無も難易度を圧倒的に変化させる。

八千メートル級の山々に国威をかけて挑んだ時代、ライバルに先んじるために登攀(とはん)には考えられる技法、装備のすべてが使われた。

そして、エベレスト登頂すら観光ツアーになりつつある現代において、登山家たちの興味はどの山に登るかだけではなく、どのルートを、どんな技法で登るかに移りつつあるようだ。

私は武術格闘技を山登りに準える(といって実際の山登りはしない(笑))が、同じ山の同じルートを登るにしても登る技法が違ってもよいのだ。例えば、筋力や勁力の違いもそんな感じなのかもしれない。

自分の登りたい山の登りたいルートを好みの技法で、自分に合ったペースで登ればよい。

PS.昨今、柔術のスタイルについても、トラディショナルかモダンか、競技か護身術か、と取り上げられることもあるが、柔術が山だとすると競技か護身術かはルートであり、トラディショナルかモダンかは技法に過ぎず、どれをチョイスするかは好みの問題と考える。ギ、ノーギは差し詰め装備の違いか(笑)。

そして柔術の競技においてはカテゴリーが帯はもとより体重や年令でも細かく分かれているので自分のペースで歩みやすいといえるだろう。

いきなり肌寒くなってきた。でもメンバー達のスパーリングは熱い!

私はといえば、妙に息が上がるが、どうも風邪か喘息のようだ。季節の変わり目。体調にご用心。

昨日、今日と晩御飯はおでん。あったまろう♪

久々のプチギックリ。ようやく腰も落ち着いてきた。要因を考える。バックエクステンションのやり方を少し変えたための背中の張りがまず第一因。
遠因としては村松の治療で気づいた脚の疲労。思えば私の鍛練メニューの多くが脚なのだ。逆に疲労が抜けた今、レッグプレスをやっても感じが違う。張る箇所をいくつか見つけたので、これからはほぐしながらやっていく。

ところで先週の月曜日からスパーリングは先週金曜と、今週木曜、そして昨日。木曜日にスパーリングした時は息が上がってしかたなかった。持久系はやってないと落ちるね。

42b4be7a.jpg「僕は、高峰や砂漠、氷原や海に対し、畏敬の念をもって謙虚に接しようとつとめた。手足を使って哲学し、バクバクと音を立てる肺で考えるようになった。友人クリストフ・ランスマイアーがいうところの「歩行者の速度」で世界を知ろうと思ったのだ。人というものは、飛行機や自動車の中から世界を見たり、聞いたり、触ったりするために生まれてきたのではない。それではすべてが瞬く間に過ぎてしまう。人間の知覚とは歩行者の知覚なのだ。自分の足で歩き、登り、遠くまで歩いて行く。その速度で、自分自身や世界のことを知るのだから」(byラインホルト・メスナー)

私は武術格闘技の修行を山登りに置き換えてみることが多い。武術格闘技の山は登れば登るほど頂上が高くなっていく。登ってはいるものの山全体との比較では超低レベルのままだ(^^;。もちろん登っているだけに、視線は高くなって視野も広がってくる。
登るスピードについては速いに越したことはなく、つい駆け上がりたい気持ちになりがちだが、なるほど、メスナーの言葉のように「歩行者の速度」ゆえにじっくりと見つけられることもあるのだろう。登るスピードは人それぞれであり、たしかに、それぞれに適したスピードがあって当然。私は私のルートを私の速度で登るだけだ。

さて、昨夜はよく飲んだな〜、ある意味、俺様も極限への挑戦者なんだけどね〜(笑)。

極限への挑戦者

極限への挑戦者


著 者:ラインホルト・メスナー


販売元:東京新聞出版局

発売日:2013-11-18

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