バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2014年08月

「鼻孔は脳への空気の通り道で、右鼻孔は交感神経を、左鼻孔は副交感神経を活性化する。交感神経が働くと頭が冴え、副交感神経が働くとリラックス効果が高まる。左右の鼻孔から交互に呼吸をすることで、交感神経と副交感神経のバランスが整う。
右の鼻孔から吸って、左の鼻孔から吐く。左の鼻孔から吸って、右の鼻孔から吐く。両方の鼻から空気を吸うよりも、片方で吸うほうが流速は増す。鼻の奥を効率よく冷やすことができるので、よりリラックスして集中することができるのだ。
呼吸法の効果が現れるまでに、5分から10分はかかる。重要なプレゼンや商談に臨む20分ぐらいに、片鼻呼吸法を10分くらいやるといいだろう。
仕事中にちょっと眠いなあと思ったら、右の鼻孔から多く呼吸する。気持ちが落ち着かないときは、左の鼻孔から息を吸い込む。いずれの鼻の穴でもスムーズに空気が流れていれば、活力に溢れてリラックスした状態にある」(by篠宮龍三)

片方ずつ呼吸するにはそんな意味があったんですね〜、なるほど。ちなみに私は腹式、逆腹式の(強制)呼吸法を長く続けると頭がフラフラしてくるので2〜3分しかやりません。

aa57cd83.jpg参拝。そしてお気に入りの木の横で気功。
4dcc0e0d.jpg本殿横には新兵器!?。扇風機、ミスト付き(笑)。

40ac0bb6.jpgちょくちょく食する稲庭うどん。昨日、買ってきたら中身がボキボキに短く折れていた。ものは試しと作ってみたが、短すぎて箸ですくえず。スプーンを使って食してはみたものの、味も微妙な感じ。今日、取り替えてもらった。

麺類はある程度の長さが必要なのである(笑)。

3e36f83f.jpg「アスリートとしてはもちろん一人の人間として、「どんなに成長しても宿題は必ず待っている」という実感を抱いている。二年に及ぶ長いスランプから、自分のエゴに固執すれば成長は止まるということを学んだ。記録を伸ばしたい、ライバルに勝ちたいといった思いだけで突っ走らずに、周りの意見を聞き、身体の囁きに耳を傾け、自然への敬意を忘れないように心がけるようになっていった。
日頃から自分を支えてくれる人がいなければ、大会に出場するための準備さえままならない。パートナーがいなければ、練習はできない。ライバルの存在は、向上心をかき立ててくれる。大会を運営してくれる人たちがいるからこそ、選手は安心して記録に挑戦する機会を得られる。
何よりも、海がなければフリーダイビングはできない。自分一人では何もできないことに気づけば、エゴなんてホントにちっぽけなものだと思える。
流した汗は嘘をつかないし、スランプから抜け出すには練習が欠かせない。ただ、努力を怠らなければ、欲しいものは必ず手に入ると考えるのは間違いだ。ライバルだって努力している。どんなに強い思いを抱いて突き進んでも、解決できないことはある。
大切なのは努力の方向性だ。自分のプライドを満たすことだけを考えずに、周囲のアドバイスに耳を傾けることで、目ざすべき方向へ近づくことができると思う。
自分がスランプから脱出すると、周囲の見えかたが変わった。「どうして自分だけがこんなに苦しむのか」という独りよがりの思いがきれいに抜け落ちて、「そういえばあの選手も同じように苦しんでいた時期があったな」というふうに物事を俯瞰できるようになった。
世界の最前線で10年以上も戦っていれば、誰しも一度は恐怖を味わっている。負のスパイラルに陥ることも避けられない。逆に言えば、どうしようもない時期を乗り越えた人間こそが、10年、20年とトップクラスで活躍できるのだろう」(by篠宮龍三)

「人間の好奇心はときに死の恐怖をも凌駕する。実に恐ろしいことだ。「もっと先へ行きたい」という子どものような自分がひとり歩きをすると、大変なことになりかねない。だからこそ、「このへんにしておきなさい」とたしなめる、親のような自分を同居させる」(同)。

また、マイナー競技ゆえに、競技者でありながら、大会運営もこなさなければならない難しさを著者は語る。同じくメジャー競技とは言いがたい柔術も考えさせられる内容である。中でも大会運営の苦い体験には、私も苦笑いせざるを得ない(^^;。

「苦しんだ時間や出来事のすべてに、いまは感謝できる」(同)。

個人的に深い感銘を受けた。

「恐怖を感じるとアドレナリンが大量に分泌され、心拍数が上がる。焦れば焦るほど、脳が酸素を消費する」
「「勝ってやろう」とか、「死んでしまうかも」といった邪念や恐怖心から離れて、一本の潜りに集中する。勝つためにどうするのか、死なないためにどうするのかといった対処法は潜る前にすべて考えてシミュレーションし、潜る段階では手放すのだ」(同)。
素潜り世界一 人体の限界に挑む (光文社新書)

素潜り世界一 人体の限界に挑む (光文社新書)


著 者:篠宮 龍三
販売元:光文社
発売日:2014-07-17

ea8815ef.jpg「良いパフォーマンスを発揮する選手の動きは、リラックスしていて、それが「しなやかさ」を生んでいます」

「「しなやかさ」というのは、リラックスした筋肉が、低張力の状態で引き伸ばされ、その後、「反射」によって短縮するという、筋活動に鍵があります」

「筋肉の本来の性質は「縮む、縮もうとする」です。「弛緩、ゆるむ、リラックスする」でも、「伸びる、伸びよう」でもありません。これを「塑性」と呼びます」
「ですから、縮めること、締めつけることの多い動作や、トレーニングは、十分に考慮して行う必要があります」
「その強度が高いほど、本来の特性を高めて、「伸びづらい、ゆるまない、リラックスしづらい」性質に拍車をかける恐れがある」

「反射による動作は、随意動作より、筋肉が短縮する時の加速度が高くなり、体へのダメージも少ない。また反射が起こると、筋肉が弛緩し、柔らかくなる」
「脊髄反射とは、中枢が脊髄となり、脳を介さない反射で、熱い、痛いなどの急刺激に対して、危険回避がすばやくできる」
「筋肉が伸ばされようとする時に、もとに戻ろうとして起こる「伸張反射」、運動中の平衡維持のため、頭部の位置と変化に対して、脚、腕の動作が変わる「姿勢反射」」
「伸張反射は脊髄反射の一種」「塑性に対して重要な意味」
「姿勢反射は、重力に抗する反射機構」「転びそうになって、ぱって脚が出るというような、バランスが崩れる時に、安定させようとする不随意(無意識)の反射機構」
「反射とはストレスをかわすために働いている無意識の動作」

「地球上で活動する私たちは、常に重力(重力加速度)を受けています」
「重力はないと困るものですが、同時に重力加速度による、体への負荷、負担がストレスと緊張を作ります」
「人間は重力加速度に押しつけられて、立っている、座っている」(by小山裕史))

筋肉の「伸びづらい、ゆるまない、リラックスしづらい」特性と、人体は「重力加速度」に「押しつけられている」とするのは興味深い。
希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか

希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか


販売元:講談社
発売日:2014-07-31

我が家は神棚を奉っているが、お供えの榊の寿命の差が激しい。数日で枯れるものがあれば、半年経っても超元気で青々としていて枯れる気配のまったく無いものもある。この個体差はいったいなに???

gtrogo主催 グラップリングツアーコミッション
主幹 ネックススポーツスプラッシュ
日時 2014年9月14日(日)午前10:00選手集合受付/午前11:00試合開始
開催場所 愛知県豊田市・スカイホール豊田 武道館 柔道場 愛知県豊田市八幡町1丁目20申込締切日2014年9月4日(木)必着

みなさまの参戦をお待ちしております!!!

詳しくはグラップリングツアーオフィシャルサイトをご覧ください

今日もめちゃめちゃ動ける♪。あんなに飲んだのになんでだろう???(笑)。

ベンチフルパワーの日は先々週に続き、8発狙いであと数cm届かず。また来週p(^^)q。

一足先に50才になったF師匠と「これが本当の50/50ガードだよな」などと思いながらスパーリング(笑)。

エクササイズに相撲の「てっぽう」(自己流)を追加。身体を練るのに適している。

毎日行う練習は動作を身体に慣らす練習。

今日は軽々と動けた。調子の悪い日はクラス冒頭のエクササイズでも手足が張ることがある。やはり筋肉が張ったままでは動作の妨げとなってしまう。練った身体でないと動作にならない。

筋力トレーニング系に力を入れだすとどうも套路をやりたくなくなり、そんな時に限ってあまり調子が良くない。これは相性の問題とばかり思っていたけど、結局は筋肉が張った分だけ、動作に制限がかかるため、套路がやりにくくなるのは当然で、逆にその分だけ、よりじっくりと練る必要があるのだ。套路だけやってる時の方が心地好いが筋肉の張りが抜けてリラックスするからこれも当然なのかも。

しっかり鍛えて、そのあと練る。めんどくさいけどしかたない。やはり答えはシンプルだよね。

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