バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2013年10月

推手で上手くいっていない動作を修正するために套路を一から学ぶ。
まずは起勢式、そして金剛搗碓。
これまでは全体をざっくり練ってきた感もあるので、I師匠から細部のアドバイスをいただく。
姿勢や重心位置、その意味など。相手との相対関係において
「自分の身体を餌にする」
相手に自分がどう映っているのか。主観と客観がクロスする。

意識と無意識のギャップ。崩し。虚実。推手。そしてベリンボロ(笑)。

研究することはたくさんあるな。

ADCC2013ジャスティン・レイダー×ジョアオ・ミヤオは見応えあった。ノーギのベリンボロ&足関節。おそらくテイクダウンによりレイダー勝利に終わったが個人的には試合をコントロールしていたミヤオの勝ちにしてあげたかった。




※動画は削除されるかもしれません。あしからず。

北京で開催のグラップリング世界最大イベントADCCでフーベンス“コブリンヤ”シャーレスが優勝した。意外な気もするがフーベンスはADCC初優勝なのだ。

話は遡って2007年のこと。
その年にスタートしたプロフェッショナルグラップリング「DEEPX」の第一回大会で当初招聘を予定していたのは時の絶対王者フーベンスだった。
その頃、ちょうどADCCブラジル予選があった。フーベンスも出場。当然、予選は突破するだろうと思っていたが、なんと一回戦敗退。ブラジルからの一報に驚いたのを記憶している。
予選を制したのはブルーノ・フラザト。結果、Xにはフーベンスに代わってフラザトを招聘することになった。ちなみにフラザトと決勝を争ったのは紫帯になりたての弱冠17才、ハファエル・メンデスだった。

あれから6年。絶対王者はフーベンスからハファに移行した。フーベンスはギ、ノーギも決勝で幾度となくハファに煮え湯を飲まされていただけに今回の優勝の喜びはひとしおだろう。フーベンスほどの実績の持ち主が後塵を拝し続けるのは相当辛い思いをしたのではなかろうか。それでも戦い続けたフーベンス。そして初冠載。凄い王者だ。

国内では大阪でプロ柔術。私的大注目のアマゾン×岩崎戦はアマゾンに凱歌が挙がった。まさに「潜った修羅場の差」(byアマゾン)だったのだろう。岩崎選手には苦い経験となった。

試合は歓喜と苦悩が交差する。勝者も敗者もなにかを学ぶ。だからこそ魅力的だ。だからこそ素晴らしい。

今宵は格闘技に乾杯♪

PS.クロングレイシーも初冠載!決勝、準決勝一本勝利は見事!





※動画は削除されるかもしれません。あしからず。

ecd3995b.jpg昨日のから鍋のミンチと黄身を載せて。味仙でおしえてもらった食べ方なんだよね〜♪
昼から三合いきそうだった(^^ゞ

824c17e9.jpg1999年出版の「推手」教則本。買った当時は内容はおろか書いてある単語すら意味不明で理解不能だった。いまとてもタイムリーな内容♪。

今宵、ファイトクラブ。太田さんのゴッドハンドの一端を垣間見た。私は試したいことがあるのでこれからしばらくはタップしまくりのスパーリングになる。

時折、ブログの過去ログを読み返すようになった。

徒然に書き綴っているにすぎないが、修練の度合いであったり、悩みであったり、それなりに当時を振り返ることができる。

技術的に間違いや勘違いの箇所もあるが、大きな流れとしては間違ってはいない。また忘れていることを思い出したりする。

読み返すと、過去の自身と対話しているようで、おもしろい。

一年前の自分、二年前の自分、五年、十年前の自分。現在は過去の延長線上にあり、たくさんの過去の自分と未来に向かって歩いているのだ。

ふと、こんな話を思い出した。
以前、ある登山家にお話を伺う機会があった。その方はかの植村直巳の先輩にあたる方だ。
登山には技術が必要で、山で遭難する多くが技術的な問題としていた。そしてチーム(パーティ)を編成しアタックする。どんなに吹雪いて視界が十分になくてもチームがしっかりしていれば下山できるという。吹雪いた時、隊列の後方の者が先頭に進路を指示する。列の進路を見渡せるからだ。

人生は過去の自分たちとのパーティで未来に向かって進んでいるのかもしれない。ならば列の後方、過去の自分からの視点は進路を見誤らないために有効だろう。

ブログにはそんな効果もある。

PS.事故の多くは下山中に起こるそうだ。やはり気のゆるみが原因。登山は登って下りてきてはじめて登山となる。人生もしかりか(^^ゞ

足のりきみはやはり内旋傾向からきていた。外旋にすると足のりきみは解消された。

と、同時に上体のりきみも抜けた。みぞおち、肩、首周辺。フランクリンメソッドの骨盤底筋郡のエクササイズで同様の効果を感じていたが、これも足の外旋による効果ではないだろうか。

姿勢における前後のバランスは前後方向の歪みによると考えていたが、捩れから前後に歪むこともあるようだ。

腕の内外旋も同様と推察できる。

人体のバランスシステムはかなり複雑。

師匠と推手を繰り返し、崩しを指導していただいてる中で、上手く操作すると簡単に崩れるのも実感している。

あらためて姿勢の重要性を痛感する。

5feee037.jpg今宵、アマゾンクラスは片足タックルからアマゾンオリジナルのテイクダウン。今週末にプロ柔術、来週末はアジア選手権を控えるアマゾン。健闘を祈念します。

ところでクラス中、あのぶーがアマゾンに「礼儀正しくなったね」と誉められていたのだった(笑)

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