バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2013年09月

身体の向き、角度に注目している。重心コントロールとは違った術理。

佐川師範の剣の記述に対する興味が増してきた。

「敵が構えた瞬間に体を一歩替われば敵は何らなすことができないというところがある」
「体をつかまれたときまず行うことは体を左右に替わることである」(by佐川幸義)

昨日、四股で筋肉痛。千回やる時は朝と夜の二回にわけるが、昨日は一気にこなした。

やっぱ500回と1000回は違うんだね(笑)

身体の感覚もいつもと違う。手が重い。「四股を千回踏め」(by佐川幸義)。効果の部分を抽出したいんだけど、それには回数ということか。

今日は300回にしておいた。

ファイトクラブが大会準備で夜のクラスはおやすみ。
鍛練メニューの四股を千回。腰割100×1、四股100×9で約1時間。
身体に歪みのある私の場合、無理矢理ハイスピードでは腰を痛めてしまうので歪みを修正しながらじっくりとやっている。
大東流佐川師範のお弟子さんの記述を読むと千回を30分位でこなしている模様。これはその場で足踏みするようなペースなので、いまの私には無理。
歪みが矯正され、股を割れるようになったら回数を増やしていきたい。
四股と腕立て伏せは身体が強くなっているのを実感できる。
ちなみに腕立て伏せはシステマ式でブリージング優先なのでこれもゆっくりした動作で完全に上げ下げしている。システマの師範によるとコツをつかめば永遠に続けられるらしいが、いまの私には30回でも結構シンドイ。反動を使えば100回もそれほど難しくないが、ゆっくりした動作で特にスティッキングポイントを超えていくと腱や靭帯が強化されるそうだ。

こんな単純なエクササイズも奥が深いのである。四股と腕立て伏せはあまり乗り気になれないエクササイズだが、やってもあと20〜30年なんで我慢我慢(笑)。

日課の馬歩も最初は意味もまったくわからなかったが、毎日続けているうちに多くを気づかせてくれている。四股や腕立て伏せもそんな感じになるといいな。

急に涼しくなった。

今宵クラスには久しぶりの元メンバーが顔を出した。

私はスパーリングに加わらず見取り稽古。それぞれに気になったポイントでアドバイスを送る。

練習に気持ち良い季節になった。

「怖いのは慣れる」

「覚悟を決める」

「(生死や結果に)執着しない」

山岡鉄舟も、桜井章一も、ミカエルリャブコも、ヒクソングレイシーも、佐川幸義も同じことを言ってるんだよね。

要約すると上記のような内容になる。「準備」が普段の練習に相当する。

フローチャートにすると以下の通り。

「普段から準備」(鉄舟、雀鬼、ミカエル、ヒクソン、佐川)

実戦(試合、試験、発表、商談など)に際して邪魔をするのが恐怖心なので慣れておく(鉄舟、雀鬼、ミカエル、ヒクソン、佐川)

冷静な時に分析し覚悟を決める(鉄舟、ヒクソン、佐川)

実戦に臨む時は結果や生死に執着しない(鉄舟、雀鬼、ミカエル、ヒクソン、佐川)

ここで終了。

でも、もし、生き残ったり次がある場合は自身をどれだけ情けなく感じても冷静に客観的に分析する。自分を直視するのに勇気が必要(雀鬼、ヒクソン)

準備へ。

全行程で緊張が出てくるので呼吸してコントロールする(ミカエル)

あとは淡淡と繰り返す。

基底面を有効に使うため、腰を練る必要がある。

「徹底的に足腰を鍛練しなければならない。(中略)一日三千回の変更の鍛練を続けていた」(by佐川幸義)

なるほど〜、そのためにも体サバキだよな〜。

いま骨格の歪みと筋肉が一部硬直して動作に粘りがないんだよね〜。

強くできる、柔らかくできる。でも両方ないと粘れない。

四股もその一つ。

足腰を練り上げないと。

PS.四股とか腕立て伏せはしんどいから気分的にやりたくはないんだけどね〜。感情は置いていくように。

「たとえば、箱のなかにある品物を取り出すとしよう。まず蓋を取り、それから箱の中をよく調べて、品物がなんであるかを知るようなものだ。これがつまり自然の勝ちなのであり、そのほかに特別の法はありえないわけである」(by山岡鉄舟)

以前は読んでもよくわからなかったんだけどね〜(^^ゞ

今日も暑いの〜。朝の鍛練をすっ飛ばして出勤。

そのせいか夜クラスのスパーリングは超軽快♪。

丁度いいタイミング(?)でまちゅいが可愛い彼女を連れてきたので目の前でボコっておきました(笑)

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