バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2010年01月

大腿四頭筋が力むととたんに全身が力みだす。体が前に引っ張られる感じでつま先体重になり、やたらと足で踏ん張ろうとする。重心が浮いてくるし、腰痛もでてくる(苦笑)。
これもっぱら立ちレス&タックルをよく練習している影響であろう。
良い時(?)は踵荷重で上体は跳ね上がり、足の裏が床に吸い付くような感じ。いまはまったく切れてしまっている。上体が跳ね上がり真っすぐになっていると呼吸も深くなり気持ちも落ち着く。
一過性なんでしょうがバランスは微妙ですね。この微妙なバランスの因果関係が消化できたなら、また一つステップアップになるでしょう。

生涯を通じて勉強だと思っている。
学ぶには素直で謙虚な心が大切。ならば姿勢も正しくなり、おのずと言葉使いも丁寧になる。

まさに礼儀。

結局、社会人としての修行が武術のクオリティも高めるんだよな〜。実感。

NBJC史上最も才能を感じた奴、菅井。この男がちゃんと練習してたらな〜・・・天はニ物を与えず(笑)

昨夜は久々にご飯を食べながら色々と相談にのってもらいました。ありがとう♪

2月6日東京新宿フェイスで開催するDEEPX05の対戦カードが発表になりました。

ブラジリアン達が猛威を奮うXシリーズ。今回はグラップリングの本場アメリカから参戦。

ノーギムンジアルチャンピオンバレットヨシダ。強豪ブラジリアン達も対戦を避けるというまさにグラップリングの帝王。必殺のクロスフィックチョーク(門脇チョーク)を引っ提げXシリーズ二度目の参戦。迎え撃つは同階級日本最強八隅選手。レスリング仕込みのプレッシャーがバミューダトライアングルを飲み込むか注目の一戦。

そして超軟体生物ライアンホールも緊急参戦。なんと自らにトライアングルチョークをかけられるという柔軟な体。2009ADCCではあの天才レオジーニョすら手を焼いた通称軟体ガードを駆使して世界三位に輝きました。ならば日本側は剛の山田宗太郎選手で応じようではありませんか。柔よく剛を制するか、剛よく柔を絶つか必見です。

Xシリーズレギュラーマルキーニョスソウザはサンボ全日本王者と。スーパー女子高生はADCC王者と。Kー1からアジア王者も参戦、リアルシュレックこと関根選手と対戦。他、お笑いあり、プロモーターVSショップ店長等々。フューチャー&オープニングファイトも日本人強豪選手が多数参戦。目が離せません。

裸十段K太郎の対戦相手は近日中に発表。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。


PS.NBJCからは木内が参戦。昨年秋「寝技でGO」でトイカツから見事一本勝ちした新進気鋭佐々木選手と対戦します。ノンストップアクション必至。グラップリング新世代の対決にも注目です!


GBRニュース
http://gbring.com/sokuho/news/2010_01/0127_deep_02.htm
http://gbring.com/sokuho/news/2010_01/0127_deep.htm

火曜日三村クラス。出席者が少なかったので私の希望(?)で立ち技のみ。
タックルに入るための崩しとタイミングを確認しながら打ち込み。カウンターを取る方法も試している。マイブームの両足タックル・・・でも実際には使わないだろうけどね(笑)
使わなくても刀は磨いておくのが大切♪

テクニック等動作を記憶させるには身体を動かすしかない。
白帯にも細部の説明をするようになった。なるべく一人ずつ手を合わせて行うようにしている。この方法だと1クラスで紹介できる技の数は少なくなってしまうが理解は深まると思う。
スパーも同様で時折説明を交えながら、ときには動作を戻ってもらって姿勢やバランス等をチェックしたりしている。私も勉強になる。
情報入力は身体を通じないと力みは消えないと聞く。ジェントルなコントロールをするために今気に入っている方法です。

日本人は欧米人に比べて胴体が長く手足が短い。これはスポーツの動作で不利だとずっと思っていました。
胴体には脊椎や肩甲骨、股関節等複雑に動く箇所があり、骨格そして筋肉も数多く呼吸も肋骨が動くことで肺が受動的に空気を入れ換えています。胴体が長いということはこれらのパーツが長くなり動作のストロークも大きくなる。手足はその動きに準ずるので胴体の巧みな使用こそが巧緻を決定するといえます。
そして胴長な体型は一瞬のキレというより粘りある動作に適しているように思います。粘り強く戦うのが日本人に適した戦い方なのかもしれませんね。

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