バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2009年10月

今日、グラップリングクラスはタックルの崩し&タイミング。
試合等では体力的問題もあり(笑)、そうそう何度もトライするわけにはいかず、入るなら一発で仕留めたいので、必ず入るためにその崩しとタイミングは重要。
実際、上手な人のタックルはそれほど早くなくても綺麗に決まる。崩しとタイミングが大切な証拠。

いまの私は崩しとタイミングが合っていないと思う。
またタックルはグランド状態でもトップをキープするためにも必要ですからなおさらですね。

24fd08a1.jpg武術系本は久々♪

呼吸、重心等の秘伝を公開。
ここが武術の山の頂上付近。まだ麓付近の私には程遠く、そんな世界もあるもんだという感じ。
I師匠の教えにしても何年後かに気付くケースが多い。
いずれにしても私が目指すのはこの方面。
でもまずは打倒メンデスなのである(笑)
メンデスに勝って「濡れたままのタオルをベットに置きっぱなしにするんじゃねーっ!!」と叱ってやるのさ!(笑)


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足関節技比率が大幅に高まった私の柔術。
足関節技といえば「壊し屋」のイメージがありますが私たちはジェントルで知的な足関節技を目指したいですね♪

様々なことに急速に気付きつつあるけど、すべて基本的なことばかり。これからも一歩一歩進んで行こう!

この二ヶ月は柔術をはじめてから最も研究に時間を費やしただろう。道場に行くのが苦痛になるほど(苦笑)・・・こんな体験ははじめて。
とにかく体格差、パワー差を埋めるにはどうしたらいいかかなり悩んだ。これは武術格闘技として最初にして最後、そして永遠のテーマといえる。

昨日の練習前、柔道の松下先生が話しかけてきた。
「昨日、試合で180kgの奴に負けちゃってさ〜」

・・・う〜ん、180kgかぁ^^;・・・終わりなき旅なのである。だから生涯を通じて修行する価値があるのだ(^^)♪

道筋が見えてきたので身体も鍛え直し。衰えてきた部分もあるのでじっくりと。

鍛える系では静的にスタピライゼーション、動的にジムナスティックナチュラル。
練る系でグランドエクササイズ。
より繊細にブリージングエクササイズ。
套路、基本功ももちろん欠かせません。

あれ、今までとまったくいっしょじゃん?!(笑)。いえいえ、道筋が見えてきたことでクオリティが変わりましたから♪
鍛える系の負荷を上げる予定。
打倒メンデスなんじゃー!!(ウォーズマン調)

柔術には様々なスタイルがあると思っていた。十人十色。
けれどヒクソングレイシーやジャンジャックマシャドは「柔術は一つしかない」と言う。
なんとなくその道筋が見えてきたような気がする。

以下は備忘録として。
体の前面で力を受けていた。力勝負になってしまっていた。
踵重心でなかった。踵でないと跳ね上がれない。馬歩は重力に対し跳ね上がる力の養成だといまのところ理解している。
見方を変えれば力を前面で受けやすいし、つま先重心になりやすいと言える。

ところで馬歩の身体内部(筋肉)のコントロールはヨガのウッディヤーナパンダに似ていると感じている。

2931e43e.jpg来月総合復帰のアマゾンが出稽古にやってきました♪
スパーは当然(?)メチャボコ(苦笑)、脇差しパスのコツも教えてもらい勉強になりましたね。また来てちょー(^^)/

ところでアマゾンは今年の12月に結婚するそうです!おめでとう!そして良い家庭を築き、さらなる飛躍を期待してます!

2cdea466.jpg「必要と不必要は循環して回っている。必要なものがやってきたらそのままそれを生かしていけばいい。不必要なものがやってきたらその時は耐える。必要なものがまた巡ってくると思いながら耐え「そのとき」をじっと待っていればいいのだ。
(中略)
とある冬、薄着のあなたは太陽の光で体を温めていたとする。そのときに雲が太陽の光を遮ってしまった。
(中略)
私からみると「勝ち」にこだわる人たちはみな、太陽の光を求めて歩きだしてしまう。ただ単に雲が流れるのをじっと待っていればいいだけなのに、それができない。」(本文より)


「勝負に勝敗はある。だがその中で私は勝つことよりも相手と戦うことに喜びを感じている。いちばん気をつけているのは戦いの中で自分が怪我をせず、相手にも怪我をさせないということだ。両者が共に怪我をせずに戦いを終えることが勝負における私のいちばんの狙いどころだ」(本文、ヒクソングレイシーコメント)


「「勝ちたい」という思考は自然界の世界には存在しない。自然界の中にいる動植物たちには「本能で生きる」、つまり「負けない」という普遍のスタンスがあるだけであって、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
人がこの「負けない」力をつけるには自然界の中にいる動物たちのように変化にたいする動きと感性を磨くことである。
(中略)
「勝ち」だけを求めていては本当の強さを獲得することはできない。」(本文より)


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