バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2008年12月

久しぶりのゆったり日曜日。
午前中、エクササイズ。ブリージング系から肛門やお腹を絞り上げるパンダ等細部を内観しじっくり。体幹部は自分の身体ながら操作の奥深さをあらためて実感する。裏返すとこれを突き詰めていく事で動作のクオリティを高められるのは間違いない。ですからパフォーマンスのピークの訪れはもっと先になるでしょう。
スパー等対人練習は相手を理解する練習。そして一人で行うエクササイズは自分自身を理解する練習。これは柔術にとって車の両輪、どちらが欠けても成立しないと考えています。
テクニック面ではキムラとチョークを見直しています。腕のコントロールは真っすぐに極めるか、内に捩る、外に捩るの3つのパターンしかありません。内に捩るのがキムラなのであらゆる局面で用途が広い・・・最近気がつきました^^;
またチョークはラペラ(襟)を使ったもの。特に十字締め。パンナムDVDでクロングレイシーが十字締めで一本勝ちを量産していました。入り方、角度、足の使い方等勉強になります。シンプルかつ奥が深い。リストの角度等細部もチェック。体格差を詰める極め技として有力な武器になります。今の所マウントからしか使えないのでボトムからもしっかり極められるようにします。
誰もが知っている技をきっちり使いこなせるようになりたいですね♪
フィジカルもテクニックもシンプルへと。

コアトレよりヒントを得て、ストレッチポールの代用を作り、小刻みに身体を揺する。うん、良く解れる。
立ったままできないかと軽く揺すってみる。うん、なかなか良い♪・・・でも、え!?ん!?これって・・・「ゆる」じゃん!?それはヤバいよねぇ^^;
ゆるんでいてはいけません。しなやかじゃないと!
ところでスパーはなぜかテンション低いまま。リラックスしすぎはテンションも上がらない事に気付く。
ここらへんが単なる健康法と異なるところでしょうね。

一見簡単そうに見えて難しい代表格の馬歩。
立身中正を保つ・・・ざっくり言うと真っすぐに立つ・・・ただ、それだけの事だがめっちゃ難しい。
I師匠の要求する姿勢は当初「それ、無理でしょ?!」的実現不可能に思えたが、師匠は涼しい顔(といっても楽ではないらしい)でこなしてしまうので、これはやらないわけにはいかないのだ。
以来、ほぼ毎日欠かさずやるようになった。時折、チェックしてもらうのだが、日々のスパーで身体に歪みも入るのでなかなか前に進まない。最近になって師匠からのアドバイスでようやくピーンとくるものがあり多少腰が落ちるようになった。
とはいえ、そのバランスが超微妙でほんのちょっとで崩れてしまう。まぁ、バランスってそういうもんだといえばそうなんだけど、これ、自転車に乗る感覚に似ているといえなくもない。筋力よりもバランスを保てる事が大切なのだ。上手くいったりいかなかったりを繰り返している。
だから結構ストレス貯まるんだよね・・・。当然、足には負荷がかかってパンパンに張るけどそちらの方が運動の達成感という意味では充実しているかも・・・変な話だけど^^;

で、馬歩にどんな効果があるのかって?・・・それは師匠に聞いてくれ、わははは(笑)

ちなみに今朝の鍛練。四股1000回、足上げ300回、馬歩(中腰10分、MAX2分×2=泣)、腕立て伏せ100回×2、ブリージングエクササイズ等。夜、所用で練習オフのため四股は多め。

ともかく自分の身体への理解は少しずつではあるが高まっているのである。

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