バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2007年02月


友達のblogに「強くなりたい、強くなりたい」とありました。

誰だって憧れますね。。。でも「強い」ってなんでしょうね?

私はわかりません。

「強いってなんだろう?」

「試合で?」

「さらに無差別で?」

「世界で1番?」

「対複数とか?」

「対武器だったら?」

「精神的にとか?」

私もわかりません。でも抽象的に「強い」方が良いんだろうなぁとは思います。

そして、あるとき「私は弱い(強さは観念的なのに対し弱さは具体的!!)」それも「モノスゲー弱い」と気付いて「強くなりたい」と思いました。

私の「強くなりたい」対象は「今の自分」です。

そして私は「技術」に興味があるので

技が上手くなったか?技がかかったか?力まかせになってないか?

要約すると「できるかできないか」。

空手宇城師範がいう「絶対的価値観」に基づいて練習するようになりました。

そして、できるかできないかの検証として「相対的」な対人練習や試合をするのです。


私は色々な先生方の指導を受けてます。今後ももちろん続けます。

「できるようになりたい」からで、「できるかできないか」は私自身の「絶対的価値観」なのです。

だから私は焦ったりしません。いまでも常にワクワクしてます。技術は上手くなる一方なんでね。できなかったことができるようになる。これは楽しいですよ(o^-')b

あらゆる可能性の扉は誰にだって開いているのですから♪


「人間誰だっていつかは死ぬ」
元ユーゴの特殊部隊を経験したシステマアレックス師範が口にするとジョークを通り越して「絶対的な真実」が迫ってきます。

肚をくくってやれってこと!


新しいものを詰め込むだけ詰め込んだら。

訳がわからなくなって、当然、脳の情報処理機能はパンクします。

そこでなんとかしようと焦らず、寝かせてほっておきます♪

なんだかよくわからないものをわからないままにしておくのは気持ち悪いけど大丈夫!慣れますから。

あとは醗酵するのを待つ。身体が自然に解答を出してくれますから。

これコツです!本当ですよ!


気で捉えるとは対象(相手や得物)と一体化することではないだろうか?

重心操作感覚が気を回す感覚に近いような気がするけど。。


システマセミナーでは様々なエクササイズを習いました。以前にも書きましたがこれがB柔術のエクササイズによく似ています。
今回あらためて細部をチェックし修正することができました。
このエクササイズは柔軟でフレキシブルな身体を作り健康促進にも効果的ですから武術格闘技に興味がない方にもオススメします!
なによりやっていて気持ち良い!
システマエクササイズで私がお気に入りなのが横にゴロゴロするやつ。幼児ならみんなやってますけどね(笑)体幹部が気持ちよーく伸びていきます。これだけでも肩や腰のコリがすべて解消できそうです♪

ちなみに日本の柔道を源流とするB柔術ですが、これらのエクササイズは柔道にまったくありません。そしてロシア武術に共通項があるのも興味深い。元ネタはヨガにあると推測してますがこれについてはまたあらためて。

システマのエクササイズが柔術のと大きく異なる点はやる場所です。柔術は畳の上など柔らかい場所を選びますが、システマはカチカチの床の上!?最初は面くらいますが慣れると重みを捉えやすく身体を練り上げるには効果が高い。そしてあらゆるシチュエーションでのサバイバルを考えれば硬い床の上も必然なんでしょう。

案の定、不慣れな多くのセミナー参加者の背中や肘は痣だらけでした。。

硬い床でのグランドエクササイズの要点は骨や関節に負担がかからないようにすることです。脊椎があたらないように背中も常にサイドを使用します。単なる前後転も肩甲骨周辺を使います。

グランドエクササイズのクオリティを高めるにも硬い床がオススメ!(脊椎を痛めるかもしれませんので自己流なら柔らかい床を選んでください)

そして運動エネルギーの流れにそってゴロゴロ、ゴロゴロ。快適です♪

「こんなところでゴロゴロするのはやめなさい!」
子供の時分、お母さんに叱られた記憶を思い出しながら
「遊べ!」(笑)


システマの基本動作といえるフィギュアエイト。
ライトスパーで試してみました。力を外すのになかなかいけそうですね。使いこなすには身体の練り込みが足りないのでエクササイズがかかせません。

システマセミナーで身体の内部感覚は間違いなくレベルアップしました。


話変わって、昨夜、Sで食事中、木内と店にあった傘等を使って技術チェック。さらに頼んで店から借りた包丁を使っての練習には周囲がドン引きでしたね。以後、気をつけます(笑)


出稽古の藤井が持ってきた4mm幅のバリカン。ラインを入れるそうです。

是非俺にやらせてくれ!(笑)


同じくプロマイド。さくらの店長からいただきました!ありがとうございます♪

なんとサイン入り!

小学生の時、会場でビルロビンソンとデストロイヤーに書いてもらったのを皮切りに数多くのプロレスラーのサインを集めましたが、馬場だけは機会がありませんでした。バリバリの猪木ファン(信者とはいいたくない(笑))だった私はアンチ馬場でしたからね。大人になるにしたがって馬場の偉大さが理解できるようになったのです。

いまはじめて見るサインに感無量。。。





馬場で思い出すといえば中学生の時、英語の先生が授業中に真面目な顔で質問してきた。

「なあ早川、馬場のチョップとブッチャーの頭と鉄柱と一番硬いのはどれなんだろう???」

へ??一瞬何をいってんのかな?と思ったがよくよく考えるとこの問題は深いのである!!

なぜならばブッチャーの頭に鉄柱攻撃は通じない。けれど馬場のチョップには倒れてしまう。しかしそのチョップも空振りして鉄柱に当たると馬場は悶絶する。。。。

鉄柱→ブッチャーの頭→馬場のチョップ→鉄柱→ブッチャーの頭→馬場のチョップ→鉄柱→。。。。。。三十年経過した現在も答えは出ていない。。。









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