バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2006年11月


四日市星合道場で行われた練習会に参加してきました。

「体に「気」を通す」
師範が合図すると技を自在に使えるようになります。誰でもすぐに達人の気分を味わえるのです。
例えば四人に腕を掴まれた状態で倒そうとしてもビクともしませんが、師範の合図で簡単に倒せるようになります。それも合図とともに(あ、絶対倒せる)と確信を持てるのです。
「相手が何人いてもいっしょだよ」
確かにそんな感じなのです。

でもそれは師範が合図した時だけ。。
「これを自分でできるようにせなあかん」
「気を通す」



練習会後は懇親会♪もちろん参加(私はこっちがメインかも(笑))
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あいもかわらず厚顔無恥な私は
「君は武術をナメてるのか!」とお叱りを受けるほど色々と質問させていただきました。
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宇城師範の二の腕の力コブ(?)
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どうしてここがこんなに隆起するんでしょう?どんな鍛え方をしているのでしょう?

今回も星合師範にお世話になりました。ありがとうございました。

今日のお供は松井(アライブ小牧)
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結局、朝まで飲んで7時に帰宅。この日ばかりは朝帰りだって奥さんは笑って許してくれるのです(^^)v



ISHIDO6を控えたウルティモドラゴンズが練習にやってきました♪



練習後はもちろん!!松ちゃんも合流しました♪



モテモテでんな♪




それから無国籍地帯である池田公園周辺を一緒に歩きましたが、イラン人やロシア人、フィリピン人、インドネシア人、韓国人、台湾人の誰も近寄ってきません。。いつもは声をかけてくるのにね。。。なんでだろう??(笑)





ことの詳細、経緯につきましては「探偵ファイル」をご覧ください。

ご批判があるのを承知で書かせていただきます。
確かに呆気なく決着が着いたゆえにミスマッチ等の謗りを受けるのも仕方がないのかもしれません。
しかし、それは結果論に過ぎません
勝負は時の運です。
倒れていたのは岩倉だったかもしれないのです。

ヒクソングレイシーは語ります「楽勝なんて勝負はない」
現役で戦いに身をおく者たちの実感です。さらに同じく、もし不可避な事態に現実に対峙してしまったのなら、目の前にいるのが例え世界王者であろうが雲をつくような大男であろうがやるしかないというのも実感なのです。それを仕掛けてくるのが老人であってもです。まして柳師範は単なる老人ではありません、大ベテラン武術家なのであります。

そしてこれは事前にルールの打ち合わせもあり、レフリー(鬼木)を立てての交流試合であり、道端でおこなわれるような喧嘩や決闘とは本質的に異なります。

したがって武術家柳龍拳師範と岩倉の交流試合は断じて暴力ではないのであります。

確かにみなさんが感じている通り、試合は後味の悪いものであり、私達が望む展開ではなかったのも確か。しかし、決して邪な気持ちなどではありませんでした。

当初は誤解から感情的なこじれもありましたが、話し合いで誤解は解け、この度の交流戦となったわけです。

私自身、本音を明かせば、この様な試合が実現するとは思ってもみませんでした。あの舞台に上がるのは両者とも物凄い恐怖心に包まれたであろうことは想像に難くありません。
それらを乗り越え正々堂々と戦った二人は「男」だったと思います。
これを「単なる暴力」と論じるのは戦った柳師範、岩倉双方の本意ではありませんし彼らの気持ちを踏みにじるものであります。戦った両者の真摯な姿勢をぜひみなさんにも理解してほしいと願っています。

かつて高田延彦はヒクソンに敗れることでプロレスラーを幻想から解き放ちました。

もしかしたら、柳龍拳師範も敗れることにより武術家を幻想から解き放つ役割を果たしたといえるのかもしれません。

高田ヒクソン以来、プロレスラーは競技派とエンターテイメント派に別れました。

これからは武術家もネットや誌上で持説を口論しあうのではなく、また限定条件付きの宴会芸の域を越えて、現実に具体的にどう使用するのかを問われる時代になっていくのではないのでしょうか?

プロレスラー同様、競技&実践指向派やエンターテイメント派、健康体操派があっていいと思います。

ヒクソン戦後の高田が語った
「これで終わりだと思わないでください。これからが始まりなのです。」

武術家としてまた人生の大先輩である柳師範の心意気に深く感謝するとともに敬意を表します。

その後、柳師範とTBJサイドは友好的に話し合い、今後は技術交流する方向にあること。
柳師範のおケガの回復が良好にあることをお知らせしておきたいと思います。

今一度、男の生き様をとくとご覧あれ!!交流戦動画

最後に、試合直後、いの一番に柳師範を気使った岩倉と立会人の岩間の二人の後輩を私は誇りに思います。


12・3大阪デルフィンアリーナISHIDO6の素敵な煽りがありましたので紹介します(※ルチャさんからの無断借用(笑))↓


第8試合・男女混合グラップリングタッグマッチ(10分1本勝負)
ウルティモ・ドラゴンズ(名古屋・段平拳闘倶楽部)
アナコンダカオリ(名古屋ブラジリアン柔術)
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 VS 

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はろるど ひんかわ(吹田柔術)
ドリーマー・サトル(石倉道場)

遠い夜空にこだまする龍の叫びを耳にして♪
泪橋は名古屋にあった。
丹下ならぬ段平拳闘倶楽部より、青き龍参戦。
まったく正体がわかりません。
わかっているのは、「黒帯」という情報のみです。
ボクシングに黒帯があったのか。それとも…。

そして、ついに蛇縛クイーン降臨!!
CBJJインターナショナルマスター&シニア優勝(ブラジル)
東南アジアグラップリング選手権優勝(タイ)
第1回柔術アジア大会優勝
……ただし、どれも不戦勝だ!!!
セクシー柔術の使い手、官能スネークロマンス・アナコンダカオリ参戦!
「主食・男」DIVAの絡みつく寝技は必見!

迎え撃つは、関西グラップリング界の重鎮「人生アブソリュート」はろるどひんかわ。
格ヲタ気取りでこの男を知らないなんて、モグリだぜ!!
廃校となる母校、本郷工業高校の名前を背負い、そして誇り高き英霊たちに見守られながら、いざデルアリへ。
自分を守り、相手も必要以上に傷つけることなく制する、穏やかな芸術=ジェントルアート、柔術。
四角いリングの上で、闘いのアートが表現される。

…ええと…
誰か忘れそうになった。
そうだ。
通算4度目の参戦、「人は誰でもローリングドリーマー」ドリーマーサトル。
過去には、現、大阪プロレスのロベルト田中(当時入門前)と対戦したり、現、某プロ団体修行中の若手選手(当時学生)の怪しいベルトに挑戦するなど、なかなか数奇なカードに恵まれている。
今回も、何の運命の悪戯か、こんな超豪華カードに名前を連ねてしまい、パニック寸前。
高レベルな技術の応酬にサトルはついていけるのか。がんばれサトル。負けるなサトル。
そして、ハライタイにご注意。


最近のマイブームがオクトパスガード。

ヒクソンから「ガードに戻す時に一気にバックを奪ってしまえ」と指導を受けた当時にはさっぱりだったことがちょっぴり理解できるようになったかも♪


私はこれまでに武術系、格闘技系の様々な先生方の練習会に参加させていただいております。

先生方の扱う技術はもちろんのこと個性も様々で毎回毎回勉強になっています。

それら練習会の中で印象に残る出来事があった三人の先生のお話をします。

三人とも大変著名な方です。

ある先生は実技の指導中に相手の突きが顔面に入ってしまいました。相手は「あ、すみません」と謝罪、先生は「いいですよ」とそのままでした。

ある先生は説明の技が上手くかからない相手だと、ボコボコにしていました(笑)。

ある先生は技が効かない相手もいると認めた上で「100点満点の人はいないと思います」とにこやかにお話をされました。

同じ用な状況で三者三様のリアクション。丁度先生の性格を顕しているようで面白かったのです。

武術家として私が正しいと思うのはボコボコにする先生。

けれど人間としては「100点満点の人間なんていませんよ」の先生に魅力を感じるのです。

さらに、この先生は「山登りに例えるといまは五合目位で、生涯で八合目まで辿り着ければいいなぁと思ってます」と続けます。雑誌等では達人と紹介されている大先生がですよ。

先生の数だけ個性があります。

ご自身がどの先生を師事するかは結局「好み」になるんでしょうね♪

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