20064月30 護身術とは? 今日、電話の問い合わせの中に「護身術を教えてもらえるか?」の問い合わせがありました。私はいつものように「護身術とはどのような場面を想定していますか?」と逆に質問。その方は「金的を攻撃された時」と答えられました。以前にも書いたことがありますが、私は護身について予防がベストと考えています。というのも護身は暴漢を想定していてそれは複数であるかもしれないし、武装しているかもしれないし、武器も現代ならナイフから拳銃や催涙スプレー等多種多様です。しかも不意打ちがほとんどです。それらすべてに対応できる技術が存在するのでしょうか?私は寡聞にして存じません。柔術等組技は複数に対応できないと指摘を受けることもありますが二対一で戦える格闘技があるのでしょうか?打撃系?それもありえません。もしその二人がヒョードルとシウバだったら同時に戦えますか?ですから例えば「金的攻撃〜」等の個別のケースに対応を考えていては想定できるすべてを考えねばならずそれは無限にあるはずですから現実には不可能と考えるのです。大切なのはロシア武術にあるような「瞬間にフレキシブルに反応できる身体」、宇城師範のような「間を制する」「身体」を持つことだと思います。これらの技術を極めるのは険しく厳しい道程です。私自身が修行過程であり超低レベルの三流の武術家でありますのでこんな答えしかできません。私はみなさんと練習をして柔術を極めていくことで「結果的」に身につくことであると信じています。今日、お電話をいただいた方は公衆電話からおかげいただいたようで時間がなく中途半端な解答しかできなかったかもしれませんので補足として書かせていただきました。以前中京テレビの松岡アナウンサーが取材にいらした時、やはり同じようなことをお話しして、暴漢に対する予防の可能性を説明したことがありました。松岡さんには満足のいただける解答ではなかったと思いますが、いい加減なことは説明したくはなかったのです。PS.私がナイフや銃を手にいきなり襲い掛かったとして対応できる護身術の先生は世の中にどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
20064月29 心のサビを落とそう 「君は素人以下だよ」気持ちに驕りがあったんでしょうね?謙虚な気持ちを忘れてはいけません。心を洗い流された気分。でも、サビついてますね。少しずつサビを落としていこう。武術の戦いを目の当たりにして目指す山の高さを知る。
20064月28 久々に出会う 子供の頃からの友達松本勇一(左)、藤本龍昭に久々に会う。 互いに仕事、家庭でなかなか会う機会がない。いつでも会えるのはいつでも会えないものですね。・・・山田の力。久々ゆえ積もる話はつきません。話せば二、三十年は一気にタイムスリップ。不思議なものです。悲しい一日も楽しい一時に変わる。それが俺達が山田にできること。友達っていいよな♪
20064月27 宇城憲治師範 「格闘技は力が衰えてゆき引退しますね。武術の力は衰えることがなく練習重ねるほど強くなります。そして殺傷力が増してきてこれ以上やったら人を殺してしまう、強くなりすぎて引退を考えるのです。」おもむろに木刀を手にされた先生が「これを真剣に変えますよ」と一言。すると雰囲気が一変!真剣の迫力が伝わってきて身の危険を感じるのです。「身体がビビッとる」「身体は違いがわかる」そして「次は素手を真剣に変えなあかん」同じく素手が突如真剣の迫力に変化し、危険を「身体」が感じ「ビビッて」しまうのです。「それが空手です」私がナイフを手にしても素手の先生が合図をされるといきなり「これはヤバイ」と身体が感じるのです。う〜ん、不思議!?・・・一瞬、催眠術を勘ぐりたくほどだが「それは(私の)反応がいいから」であって気配に鈍感(?)な方はボコボコにされてました。「その変化に気がつかない方がヤバい」「いまの子供はそういう子が多い」「だから人を安易に刺したりする事件が起こる」他にも「力んだ瞬間に身体が居着く」「呼吸で吸うのは意識しない」数多くのヒントを多くいただきました。さらに練習後、先生のお供をさせていただき貴重なお話を直接伺うことができました。厚顔無知な私は色々試させてもらったし(笑) 「君と私では次元が違いすぎるよ!(笑)」気がついたら3時を回ってました(笑)宇城先生、最高でした(^^)♪最後に今回、素晴らしい場を提供していただきました空手家の星合師範 和田さん ありがとうございました。おまけ 星合師範の飼い犬。なんかいいでしょ(o^-')b