バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2004年01月


あちこち電話をする癖があるみたい。みたいというのも翌日相手から「昨日の電話なんでした?」とかかってきて発覚する。「アレッ!?俺、電話したっけ?」。携帯の発信歴を見ると確かにかけてる(汗)。
手口も様々。秀星を女性の声であわてさせるためミキちゃん(ヤスホモちゃんの奥さん)や陽子ちゃん(TAISHOの奥さん)にかけてもらったり…誰かはいえないが「いまから彼女に電話して愛してるって言えよ!」って無理矢理やらせてそれが原因で別れたとか…みなさんホンマにすいませんm(__)m


ZSTGPのTAISHO、黒帯凱旋帰国の福住とそして来月のパンクラスの広告に宮田卓郎の名前が掲載!メンバーならとりあえず買っといてチョー(^^)/


水曜日のスパーはイマイチ参加者が少ない。ひょっとすると今日はフクジーニョと二人だけかな?なんて思いながら道場に顔を出したら、なんと女性メンバーのKさんが来ていた。これは嬉しかったね〜!その後序々にメンバーが集まりだし水曜スパー過去最多人数を記録した!といっても10人位だけど(笑)。白帯の方もたくさん参加してくれた。もっとメンバーが集まるように工夫したいと思います。
元々うちのスパーは潰し合いではなく互いに技を掛け合いキャッチボールするような感覚に近いものがあります。相手の反応に合わせて動く。この感覚は経験をを積むしかありませんからね。スパーは楽しいですよ。極められてもタップすればいいだけですから。タップするのは全然恥ではありませんよ。大体帯が上の人ほどタップしてます。今日だって私は三、四回、フクジーニョだって一回はくらいはタップしてるでしょう。体力もスパーをこなせば勝手についてきますよ。
5分刻みで約90分間のスパーですがマイペースでやっていただいて結構ですから、みなさん安心してきてちょうだい(^^)/
いや、本当!騙されたと思って一回おいで!


お願いして過去のバーリトゥード日記をすべてプリントアウトして送ってもらった。届いてビックリの分量!よくもこうくだらない内容をダラダラ書き続けてきたもんだと我ながら驚く。内容はろくでもないが、あらためて読み返すと色々な事が書き込んだ当時の記憶とともに鮮明に甦る。子供の時分から日記なんてつけたことがなかったけど、やっぱ日記は書いとくもんなんですね。
クラブを立ち上げた時のこととか思い出す。
いま一度初心に帰るべし。
そんなわけで今日のレッスンも基本をみっちりやった。


広瀬さんと食事。広瀬さんとはクラブの黎明期より長い間いっしょにいますが二人だけで話す機会はそれほど多くはありません。遡ればヒクソンのやエドワルドのことなど話題は尽きませんね。そこへヤスホモちゃんが合流して彼の怪しい(?)ビジネスの話に。なんでも水をきれいにする木とか飲むと血液がサラサラになる水だとか…ホンマかいな?(笑)。そして例によって格闘技会の裏話で盛り上がった。
ヤスホモちゃん、株で儲けたら奢ってチョー!それからセコンドにつきながら携帯メールするのは止めなよ(笑)


最近、スパーリング中は技や動きより相手の気持ちを観るようにしています。すると相手がムキになってかかってきているとか迷っているとか心が折れた瞬間とかなんとなく(なんとなくですよ)わかるんです。人間の行動は心(意識や無意識)のコントロール下にありますから心がわかるなら事前にその行動を察知できるはずですね。
友達の顔色を診て「今日は元気ないな。なんかあったのかな?」と思ったりするのはよくあることですね。これを先鋭化していったところにその答えが見つかりそうです。


一人前の男になる条件ってテレビかなにかで誰かがいってた。誰かは思い出せないけど内容はしっかり覚えてます。
《男が一人前になる三ヵ条》
1、生きるか死ぬかの大病をしたことがある。
2、無職になったことがある。
3、ブタ箱に入ったことがある。
1と2は経験済!3はないなぁ(笑)。3はないだろっ!?でも言いたいことはわかりますね。
人生という舞台があるなら、その三つが一番端っこ。端っこを知れば舞台から落ちなくなるという意味でしょう。私は1と2に落っこちたわけですが、一回落っこちれば落ち方もわかるわけで、もし、また落っこちたとしても大怪我(?)をしないで済むだろうし、だから余裕も持てますね。

人生の最大の目標って《いい男になること》じゃないのかなぁ〜って漠然とながらそう感じます。それにはお金も必要だし、人柄も大切だし、見た目も大事だし…etc…。
私の場合、まず《人望を身につける》というのが今年のテーマ。実はこの間、本屋で人望を身につけるハウツー本を見つけたんですよ(笑)。中に結構いいことが書いてあります。人望って、人気があるとか弁がたつとか話が上手ということと別なんだそうです。
今まで全然気付きませんでしたね〜!今年で40才ですけど…。でもいわれてみれば納得がいきます。知り合いで人望がある人たちを思い出しても。とりわけ人気者でもなければ口が達者なわけでもありません。
人望は身に付けられる技術なんだそうです。拳法の練習等で型(套路)の重要性を痛感してますからまずは型から入って人望を身につけようと思います。
そしてそれは人を褒めることから始めるんだそうです(笑)。よーし!今年は人を褒めるぞ〜!
・・・。
でもこれってオネーチャン相手には昔からやってたような気が…(笑)


昔小太刀の名人と刀の名人が御前試合を行なった時のこと。名人は互いに打ち込む隙をうかがっています。ところが隙のない二人は見合ったまま動けず時間だけが経過していきます。頃合いを見計らい家臣が止めに入って一言…「息詰まる一戦にございました」
剣の心得のない殿様には意味がさっぱりわかりません。家臣が状況を説明し、やっと「くるしゅうない」となったそうです。
ところでこの戦いPRIDEやK-1の会場でやったらどうでしょう?きっとお客さんは全く動かない二人に怒りだすでしょうね。
わかるかな?


最初から力を抜いていては練習になりません。最初は力任せでギューギューやってもらい。慣れるにしたがって段々力が抜けていく。武術格闘技とは力を抜いていく練習といえるかもしれません。
力任せもあながち悪いとは思えません。力を込めてギューギューやった後は達成感があって気分もスッとするしストレスの発散にもなりますしね。
理合といっても楽な練習をするわけではないのはどの流派や競技でも同じでしょう。真に楽して上手くなる方法などこの世に存在しないと思います。

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