バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

2003年06月


タクオは鶴屋に先行しながら無念の逆転負け。梅村も粘って2−2の同点までいくも最後は力負け。
今日は機嫌がメッチャメチャ悪いのだ!


先日中井祐樹の腕を折って日本柔術界のトップへ躍り出た鶴屋にタクオが挑む!
バリバリレスリング系でパワー&ラッシュで突っ込んでくる鶴屋。まともに立ち合ってはタクオも弾き飛ばされるだろうが、そこは柔術家のタクオが暖簾に腕押しとばかりいなして転がって捌ききると予想する。
シャオリンすら逃げ切った鶴屋を極めるのは至難の技だが、タクオには勝って柔術界に新風を巻き起こしてもらいたい。ガンバレ!


普通に考えると「梅村!死んでこい!」マッチメークだが、そこは勝負強い梅村、なにかやってくれるはず。
とにかく梅ちゃんには勝ってほしい。アドバン一つ取ったらあとは逃げまくってくれてもいい。とにかく、なにしてもいいから勝ってくれ。
ドラクリーノはホイラー達と戦ったビッグネーム。だが、それも数年前。現在のコンディションはわからない。フィットネスでは梅村が上回っているとみる。ノンストップでついていけば梅村に勝機が。地の利もある!
6−4で梅村有利!本気で期待してます!


私が格闘技をリスタートした時に朝日昇のセミナーを受けたことがある。すでにスターだった“奇人”は全身からオーラを発散させていた。
それがセコンドとはいえリング上で「愛しさとせつなさと心強さと」を聞くことになろうとは当時夢にも思わなかった。
対峙した体からは不思議と以前のようなオーラを感じることはなかった。
TAISHOの十字は完璧に極っていた。腕は危険な角度になっていた。でもギブアップはしないだろうと思った。元王者のプライド。
戦い済んで、益々、朝日昇を大リスペクトです。


強敵朝日昇にKO勝利!祝勝会、祝勝会とやって、いま帰りのバス。いや〜善かった。最高の夜。感無量。


岩間君が名古屋ブラジリアン柔術アカデミーに来た時のことをはっきり憶えている。刺青だらけの強面だが、まだクソガキだった(笑)。
ラーメン屋でジョーに怒られたり、〇大で蹴っ飛ばしたり、〇橋で揉めたり、山〇線で叱られたり、ほとんど思い付きでブラジルに旅立ったりしたこともよく憶えている。
そしてプロへのステップを踏んで明日朝日戦を迎える。

結婚も経験し、今回は様々なプレッシャーがあっただろう。精神的に不安定な時もあったと思う。
でも、それを乗り越えた今、男の顔になってきた。
正直に告白すると、家でタッパヤー戦のビデオを見ていて泣いたことがあるよ。
辛い出来事が重なって挫けそうになっていた時だった。家でビールを飲んでボーッとしながらビデオを眺めていた途中、懸命に戦う姿を見てハッと我に帰った。
「岩間君はこんなに強いムエタイのチャンピオンと必死に戦っているんだ!俺はなにをやっているんだ…」

俺以外にも岩間君に勇気付けられている人はいると思うよ。
人が感動するのは人の生きる姿勢だけ。

思いっきり戦えよ!明日!
最愛の陽子ちゃんのためにも!
そしてもっとイイ男になれ!


だけど体調は上向きなうえに昨日から突如として技の連携が上手くいくようになってきたため練習したくてウズウズ。イライラしてきた。
「精神状態をコントロールするには呼吸が一番」(byヒクソン)で腹式、逆腹式とやってみる。
気分が落ち着いてきた。
呼吸法は体の中身に意識を集中できる。体の堅さを痛感。もっと柔らかくしなくっちゃ。
今後の課題としてしばらくはバルボーザの動きをまるごとトレースすることに。体幹部の柔らかさは不可欠。
太極拳とともに同時進行していくのだ。
いまは00:45。もう寝ます


巷間朝日有利が囁かれるが、私は断然TAISHO有利とみる。
まずはスタンドの展開では打撃で圧倒できるし、レスリングになってもテイクダウンはなかなかされないだろう。倒れて寝技になってもポジションを奪われることはないだろうし、だから極められることもない。
負けるとしたら足関くらいしか思いつかないが、そこまでいけないと思う。
ただしそこはベテラン。細かい隙をついてくる戦略に長けているはず。油断はなりません。
とにかく我々にとって大一番!期待しましょう!


急遽参加することになった。ハーフからのスイープを中心に行なう。基本的なコンビネーションだが細かいポイントをいくつか指摘された。
ところで今日のドラクリーノのコンディションを見る限り、来週の柔術マッチ、梅村にもかなり勝算があるように思えるのだが私だけでしょうか?


体に馴染まず青や白帯とスパーしても疲れます。練習が終わるとグッタリ。鏡で顔をみるとゲッソリ。
これも馴染むまでの辛抱か?
バルボーザにボコボコにされて「どうしていいかわからないんですよ!?」(フクジーニョ談)。まさにそんな感じ。自分がメチャメチャ下手になっちゃった気がするのだ。
でも拳法のI先生曰く「強くなる過程でいままで乗ってきた列車を乗り換える必要があり、乗り換えた直後は弱くなってしまう。」なんだそうで、いまは我慢我慢ということに、、、

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