誰でも気に入った場所があったりする。私もなんとなく気に入ってる場所がある。

なんとなくというのがポイントでその理由は

「ぼーっと」できるからだ。

この「ぼーっと」するのは明確な技術(笑)。どこかに視点を合わせないことで可能になる(ガンツフェルト)。

ぼーっとすることで左脳の論理的思考を休め、右脳の感性を高めることができる。目を閉じると意外と思考が顔を出してくる。目を開いたままがいい。

海や山など雄大な自然の中、景色を眺めているだけで心が落ち着いてくるのも、こんな理由ではないだろうか。

心に迷いが生じた時、頭を休めたい時におすすめ。

すっきりしたら論理的思考に戻ればよい。

ちなみに私は千種イオンのスタバで外を眺めている時がわりと好きだ。


追記:ガンツフェルトについて

視野の中のどこにも焦点を合わせないことを「ガンツフェルト」(全体野)と呼ぶ。武術の「遠山の目付」もこれに似ている。

いわゆる「思考(=左脳)」を停止させる効果があるようだ。「思考(=左脳)」を停止すれば「感覚(=右脳)」は研ぎ澄まされていく。

ヒクソングレイシーは戦いに臨み、「不安」や「希望」も捨て去るというが「無の境地」ゆえなにもないのだろう。

この「無の境地」に至る一つのヒントは思考停止、目の操作(ガンツフェルト)にあるようだ。そういえば宇城師範もヒクソン同様「遠山の目付」だ。

ガンツフェルトは「脳と刀」で紹介している(※かなり読み手を選ぶ作品)。

思考については「奇跡の脳 my stroke of insight 」が大きなヒントになる。