興行に多少の演出はつきものです。例えば花火やレーザーの特殊効果、煽りV、選手の趣向を凝らした入退場、または試合に至る虚々実々の駆け引き、舌戦等々。元来プロレスファンである私はこのテの演出は嫌いではありません。
ところがたいていの日本人は謙虚でありパフォーマンスが苦手なようで一昔前の選手のインタビューは判で捺したような優等生的な発言が多く。アメリカのプロスポーツ選手と比べて物足りなさを感じたものでした。
最近は時代も変わってハッキリ自己主張をする選手も増えてきました。
試合前に対戦相手と舌戦を繰り広げるのも珍しくなくなってきました。選手のモチベーションはもとよりそれでイベントも盛り上がるわけなのでプロモーションとしても良い手段といえます。

で、話変わってボクシングの亀田選手(というより親父)。彼らの振る舞いは時として演出の度を越していて、もはやわがままや傲慢と感じます。それを許してきた興行サイドに一番の問題があるには違いないのですが、おかげで私はすっかりアンチ亀田に。先日のタイトルマッチなんぞ結果を知りながらも録画を見たくらいですから・・・亀田が負けてなんかスッキリ♪。アンチも人気のうちですからまんまと興行サイドの術中にハマッテいるのかもしれませんね^^;。

PS.試合後の報道等で亀田父が判定に噛み付き恫喝したとの記事。身贔屓はわかるが、亀田は選手として堂々と戦っただけに値打ちを下げるだけで残念だと思う。