日本人は欧米人に比べて胴体が長く手足が短い。これはスポーツの動作で不利だとずっと思っていました。
胴体には脊椎や肩甲骨、股関節等複雑に動く箇所があり、骨格そして筋肉も数多く呼吸も肋骨が動くことで肺が受動的に空気を入れ換えています。胴体が長いということはこれらのパーツが長くなり動作のストロークも大きくなる。手足はその動きに準ずるので胴体の巧みな使用こそが巧緻を決定するといえます。
そして胴長な体型は一瞬のキレというより粘りある動作に適しているように思います。粘り強く戦うのが日本人に適した戦い方なのかもしれませんね。