ムラタク、西林戦で木内に与えたテーマが「スピード勝負」なら、公武堂ファイト新垣戦は「スピードのコントロール」でした。相手になにもさせずに勝つ、完封しようという作戦。それはポジショニング→極めの方程式。木内はバックを取ることに成功し、優位に試合を進めることができました。

もう一つの隠しテーマはナイショ(笑)

同日、浜松ではグラップリングイベント「寝技でGO」が開催。強豪選手がこぞって参戦。なんとトイカツが破れる波乱も。勝ったのは19才の新人と聞く。そしてトーナメントを制したのはムラタクだった。

話し戻って木内は強豪相手にこの三試合をよくやったといえる。が、すべて判定だったのも事実。私たちの目指すのは世界。ならば極めの強さは課題として残る。

ポジショニングはポジショニングのためのポジショニングではなく、あくまでサブミットするためのポジショニングなのです。

これは私自身の課題でもある。私たちのチャレンジははじまったばかりなのだ。

「なんじが終わりえないことが、なんじを偉大にする。」(byゲーテ)