私の好きな話にこんなのがある。

年老いた剣道家の話。どなたか名前は失念してしまったが、ある日、若手と練習。若手が打ち込んだ、そこで老剣道家が質問。

「いま君は打ったのか打たされたのかどっちだと思う?」

後日、合気道の本の中に「打たせる練習」とあり、自ら相手に打たせるように誘導するという。

「良い城というのはどこか一カ所に弱い所を作ってそこを攻めさせるものだ」とは映画「七人の侍」の台詞、

いずれも相手の「打ち気」をコントロールするという話。これにより「後の先」が取れるようになる。

世間では「KY」と書いて空気を読めないというそうだが、同じくKYで気配を読む話。

私は「先の先」はなんとなくわかるがまだ「はったりの先」に引っ掛かってしまう低レベル^^;いずれはさらに奥にある「後の先」を取れるようになりたい。

そして、おじいさんになった時、若手に質問するのだ。

「いま君は打ったのか打たされたのかどっちだと思う?」


PS.I師匠との練習でピーンとくるものがあった♪上手く表現できないが、もしかしたら身体と中身(?)は違うのかも?