昔小太刀の名人と刀の名人が御前試合を行なった時のこと。名人は互いに打ち込む隙をうかがっています。ところが隙のない二人は見合ったまま動けず時間だけが経過していきます。頃合いを見計らい家臣が止めに入って一言…「息詰まる一戦にございました」
剣の心得のない殿様には意味がさっぱりわかりません。家臣が状況を説明し、やっと「くるしゅうない」となったそうです。
ところでこの戦いPRIDEやK-1の会場でやったらどうでしょう?きっとお客さんは全く動かない二人に怒りだすでしょうね。
わかるかな?