TAISHOのセコンドとして見たムエタイ元チャンプタッパヤーは恐ろしい相手だった。堂々としていて風格があるのだ。7才で始めたムエタイのキャリアはなんと100戦を越える。肉体への負担の大きい競技にしてこの試合数は驚異。いやムエタイにはこういう選手が多いのかもしれない。場慣れなのか自信なのかリング上で憎い位クール。初のバーリトゥードマッチも彼にとってはいつもと同じ100分の1でしかないのだろう。
ムエタイとは競技ではなく生物、サラブレッドの如くムエタイという生きものだと思った。